休憩取れない仕事を辞めたい!忙しいから時間がないは会社の怠慢です
- 休憩時間が取れない仕事は辞めるのが合理的な判断。
- 忙しいから休憩時間がないのは会社の怠慢。
- ホワイト企業に転職できれば休憩は60分取れる。
本記事を読めば、休憩時間がない職場を退職すべき合理的な理由と解決策が分かります。
以下の図解を見てから記事を読み進めると理解しやすくなるので、参考にしてください。
▼図解:休憩の3原則と休憩を取らない悪影響
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休憩時間が取れないほど忙しいのは会社が悪い
サラリーマンにとって、唯一仕事から解放されて心休まるのが休憩時間です。
楽しい時間とはいかなくても、読書や昼寝をするなどリフレッシュする時間が認められています。
その権利を剝奪し、私利私欲をむさぼる上司や経営者は間違いなくブラック企業に染まっています。
そもそも一人の労働者が1時間働かないだけで、「人手が足りない」「もっと働け」となるのは労働者の責任ではありません。
とはいえ、本当に「休憩時間が取れないだけで会社を辞めていいのか」と不安になる気持ちも分かります。ブラック企業ほど、「頑張ることが偉い」という謎の価値観を植え付けてきます。
でも世の中を見渡してみると、「休憩時間が取れずに退職する人」は多くいることが分かります。
いくらお願いしても人が足りないからと働けない時間に勝手にシフト入れられてるから出れないと言ったら逆ギレされるし。毎日契約時間10時間越えてた。6時間以降じゃないと休憩発生しないから休憩なしの5時間とか5時間半のシフトとか6時間7時間働いてた。夕飯作る気力なくて死んでた。退職してよかった
— もちっこ (@mochi_hito0505) June 8, 2021
休憩時間もないのに12時間も拘束されるの嫌やから今日退職届だしてくる。
— さんたV MAX (@ame_pokemonn) June 29, 2021
職場で他の店舗の入社1年半くらいの新入社員が、「ベテラン社員になったら、休憩時間が取れないので、そんな会社にはいたくないので辞めます」と退職して問題になっている。
— fere (@fere_04) May 3, 2021
というか、今のいままで無視している会社の方がおかしいんだけど今更感すごい。
仕事を辞めるのは逃げではありません。休憩時間がなくて辛いなら、辞めても問題ないです。
次に私の実体験を交えて、休憩時間がない会社を退職するのが合理的な理由を解説します。
休憩時間がない仕事を退職するのが合理的な判断である理由
休憩時間がない仕事を辞めることは、合理的な判断です。
「そんな簡単に会社を辞めていいの?」と思われるかもしれませんが、ブラック企業の体質は変わりません。
転職すべきかどうかの判断基準は、会社に期待が持てるかどうかです。たとえホワイト企業に見えても、上司や経営者が同じだと何も変わりません。
労働基準法に違反してるから
まず、会社員の休憩時間は法律によって定められています。
- 労働時間が6時間から8時間以内、最低休憩時間は45分
- 労働時間が8時間を超す場合、最低休憩時間は1時間
基本的にサラリーマンは8時間労働の人が多いので、1時間以上の休憩時間を権利として保有しています。
また、休憩時間には以下の3原則が守られていなければなりません。
- 休憩時間は労働時間の途中に与えられる
- 休憩中は労働から完全に解放されなければならない
- 休憩は一斉に付与されなければならない(※職種による制限が一部あり)
休憩時間は、「労働から完全に解放される」必要があるので、昼寝、読書をしても全く問題ありません。
上記のことから、昼飯を1時間休憩取るのは労働者の権利です。権利を守らない会社は、労働者を軽んじるブラック企業の気質が極めて高いです。
仕事の効率が悪くなるから
休憩時間を取らないと、仕事の効率が悪くなります。
「集中力が長く続かない」「ダラダラと仕事をして定時に帰れない」という人こそ、休憩時間を積極的に取るべきです。
朝から集中して仕事をしている人が、午後も効率的に仕事をこなせるかどうかは、いかにこの間に集中力をリセットできるか=休みをとれるか、にかかっています。
それが、「午後をダラダラ過ごして残業してしまう人」と、「定時までに仕事を切り上げられる人」かの分かれ道となります。
「デスクでお昼を食べる人」の仕事が遅いワケ
休憩時間は、集中力を適切に保つうえでとても重要な要素です。
それにもかかわらず、「休憩時間も仕事をしろ」「休んでる場合じゃない」と言ってくる会社は、根性論しか知らない見切りをつけた方がいい会社です。
仕事の効率を上げるためにも、休憩時間は必須です。
メンタルが病むから
休憩時間を取らずに仕事をしている人は、無意識のうちにストレスがかかっています。
休憩時間とストレスについては、米国労働省の労働者の変容に関する調査からも明らかです。
米国労働省の労働者の変容に関する全国調査から2810人のビジネスパーソンをサンプルに利用した分析によると、自分で休憩時間を決められる、基本的に自分の力責任で仕事の進め方を決めている、職務上の意思決定の自由がある、といった仕事におけるコントロール感覚が高い人ほど、家族、職場、人間関係など人生のすべての面での満足度が大きく、ストレスは少ない。
幸福の達人
つまり、休憩時間を満足に取れない人は、ストレスが多くかかってます。
ストレスがかかった状態で働き続ける人は、段々とメンタルに影響が出てきます。
休憩時間を取らずに仕事する
↓
ストレスかかり、集中力が低下
↓
ミスを連発する
↓
怒られてやる気も段々と減少する
負のループに一度ハマると、普通にメンタルやられます
自分の健康を保つためにも、「休憩が取れない仕事を辞める」のは超合理的な選択です。
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休憩時間が60分取れない職場で悩む人の解決策
「休憩時間が取れない仕事」に悩んでいる場合、解決策は2つあります。
- 労基に休憩が取れないと訴える
- ホワイト企業に転職して休憩時間を確保する
順番に解説します。
労基に休憩が取れないと訴える
もし今あなたに余裕があり、上司と向き合えるパワーがあるなら「労働者の権利」を上司に主張してみましょう。
可能なら、退職する意志があることや労働組合に相談可能な状況であることを同時に伝えましょう。
しかし、この方法は対策できるだけの余裕がないと難しいです。
大事にはしたくない会社が折れてくれる可能性もあります。
ホワイト企業に転職して休憩時間を確保する
会社に変わる兆しが見られない時は、転職を検討しましょう。
ホワイト企業に転職することができれば、60分しっかりと休憩が取れることはもちろん、仕事の量もグンと減るでしょう。
人員が確保できていれば、一人当たりの業務量は確実に減少します。
ホワイト企業に転職する方法については、次に解説します。
ゆっくり休憩時間が取れるホワイト企業に転職する方法
転職をすれば、現在の会社と上司から離れることができます。
とはいえ、転職しても休憩時間が取れないブラック企業にたどり着く恐れがあるのが、転職の怖いところです。
特に初めての転職の場合、進め方もイマイチ分からないし不安になる人も多くいると思います。
そのため、転職をするならブラック企業を排除した求人を紹介してくれる転職エージェントを使いましょう。
具体的には「UZUZ」がブラック企業を排除した求人を紹介してくれます。
UZUZは、3,000社以上の企業を訪問して作り上げた、UZUZ独自の厳格な判断基準を設けてブラック企業を徹底排除しています。
ブラック企業を徹底排除しているため、入社後の定着率も高いのが特徴です。
まとめ:休憩なしは当たり前じゃない!改善されないなら転職も考えよう
休憩時間を軽んじてはいけません。
「仕事が終わらないなら、昼飯返上するくらい働け」と言ってしまう会社は、時代と逆行してます。
上司は、あなたの10年後を表しています。
上司と同じ働き方や生き方が想像できないなら「休憩時間がないので退職します。」は合理的な選択です。
サービス業など業界によっては、忙しくて休憩時間が取れない場合もあると思います。
その場合は、転職しないほうがいい業界を避けて転職活動を行いましょう。
詳しくは、「【2023年版】転職しないほうがいい業界9選!ずっと稼げる業界のウラ側」をあわせてお読みください。
少しでも参考になれば嬉しいです。それではっ!
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