転職すべきか残るべきかの判断基準は「期待が持てるか」コレだけで決まる


せっかく入った会社だけど辞めようか迷ってる
転職すべきか残るべきかの判断基準が知りたい
転職して本当に大丈夫かな…
若い20代の方なら取り返しはいくらでもつきますが、年齢が上がるにつれて「転職のハードル」は高くなります。
いざ転職しようにも、初めての転職は不安でいっぱい「本当に転職していいのか…」と悩んでしまいますよね。
実は、転職すべきか残るべきかの判断基準は、会社に期待が持てるかで決まります。
期待が持てない=価値観がマッチしてない会社です。音楽性の違いで解散するバンドと同じで、価値観が合わない会社で働くのはストレスがかかり続けます。
私も合わない会社を退職した結果、ストレスがなくなって毎日がめちゃくちゃ楽しくなりました。
そこでこの記事では、転職すべきか残るべきかの判断基準と転職に向けて取るべき対処法について詳しく説明します。
結論、会社に期待を持てなくなったら、転職の良いタイミングです。
エージェントの選び方については、「【新常識】転職エージェントの選び方7つのポイント」もぜひ一緒に合わせてお読みください。

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転職すべきか残るべきか?転職を検討すべき理由

価値観が合わない会社に居続けると、シンプルに辛いです。
長時間労働、人手不足、ライフワークバランスの改善はいくらでもできますが、価値観の違いだけはどうしようもできません。
「家族を養わなければいけない」「食っていけなくなる」と悩む人もいますが、日本にいる以上餓死することはありません。国の制度が弱者を守るように設計されています。
合わない会社で現状維持を続けても、人生は豊かになりません。ここでは、転職を検討すべき理由について解説します。
会社と自分自身がお互いに辛い
価値観がマッチしない会社で働き続けるのは、身体に毒です。心のモヤモヤはそのままストレスに繋がります。
例えば、定時帰りで家族との時間を大事にしたい人が、残業が当たり前の会社にいるとしんどい思いをします。定時に帰るのが申し訳ないし、そそくさと帰ることにストレスを覚えます。
会社としても、利益をもたらすことを見込んで、社員にサブスクリプション契約をしています。なので、生産性が低く、モチベーションが下がる社員の存在はありがたくないです。

残業を美徳と考える人はまだまだいますからね。ストレスを持ったままだと、当然生産性が下がります。

お互いにとって、価値観が合わない会社は生産性も下がりいいことなしです。
努力しても無駄と感じる
価値観が合わない会社で働き続けると、頑張っても無駄と感じて努力をしなくなります。
この現象は、心理学でいう学習性無力感の概念です。
学習性無力感とは
人は、抵抗したり回避したりするのが難しいストレスや抑圧のもとに置かれると、その状況から「何をやっても無意味」ということを学習し、それを改善するための努力すら行わなくなることをこの概念は示してます。
つまり、会社に裏切られる状態が続くと、人は何も行動を起こさなくなります。
転職学の調査によると、「自然に解消されない不満」を抱いたとき、「とくに何もしていない」人が42.9%で最も多い結果が出ました。
そして、同僚に相談や対話した後でその不満が解消したかどうかについては、「解消されない」「あまり解消されない」と答えた人の合計が78.7%に達していました。
このような状況が続けば、何をやっても無意味と感じるのは当然のことですよね。前向きに仕事ができなくなり、変わらないことをただ嘆きます。
転職するか迷う時はやめたほうがいい?
いざ転職を考え始めると、「転職した方がいいのか」「もう少し今の会社にいた方がいいのか」答えはなかなか出ませんよね。
実は多くの場合、迷っている時は「転職したい」の答えは出ているものです。
よくある話で、女性が男性に「こっちの服とこっちの服どっちがいい?」と聞くケース。男性は良かれと思って意見を言ったものの、「でも、こっちもいい感じだし~」「え、本当に?どの辺が??」と問い詰めを食らったり、イライラさせてしまった経験はありませんか?
女性が求めているのは共感です。そもそも他人の意見で決めるつもりはなく、本当は自分の中で答えを持っています。
最後の一押しとして、共感してもらい、肯定されたいのです。
なので、「転職しようかどうか迷う…」「どう思う?」と相談してくる人の心のうちは「転職したい!」の気持ちで満たされています。
転職するか迷っている方は、「転職に迷う時はやめたほうがいい?【本当に転職していいのか悩むワケ】」もぜひ一緒に合わせてお読みください。
【体験談】仕事を辞めるかどうかの判断基準は「変わる余地があるか」

とはいえ、いきなり会社を辞めて、転職することに抵抗感を抱く人もいますよね。
「あいつはすぐ辞めたやつだから、わけがありそう」「辞めた後どうする?食っていけなくなるぞ」など、周りが気になることもあります。
そんな時は、「変わる余地があるか」で決めると、後悔なく退職することができます。
不満には、「解消される不満」と「解消されない不満」の2種類あります。
- 解消される不満…上司との人間関係がたとえ悪かったとしても、上司が異動することもあるし、自分が思いがけない異動を命じられて改善する可能性があります。
- 解消されない不満…会社そのものの体質、上層部の考え方に1ミリも共感できないなど。
私は、新卒で大企業の営業職として入社しました。就活時は、ホワイト企業をうたっていて、若手も活躍する風邪通しの良い環境と言われてました。
しかしいざふたを開けてみると、パワハラ、モラハラのオンパレード。価値観が根本から合わないと感じた私は、9ヶ月で退職しました。

私のように、解消されない不満に嫌悪感を抱いた時の判断は正しいです。私の同期も同じように何人も辞めています。
他にも、「若手社員はミスを恐れず頑張りなさい」と言いつつ、許可なく行動すると普通に怒られます。ミスを恐れて指示待ち族になって、積極性が足りないと言われるしでてんやわんや。
無意味な社内ルール、成果を出しても上がらない評価、給与、休日出勤が当然の文化。こういった解消されない不満に耐えられないと感じた時は、仕事の辞め時です。
仕事の辞め時のサインについては、「仕事の辞め時10個のサインに気付いてる?」をあわせてご覧ください。
転職すべき会社の特徴3選
とはいえ、期待が持てないからすぐに転職というわけにもいきませんよね。経歴として残るので、キャリアに慎重になるのは当然のことです。
以下3つのポイントを軸に、自分に合ってるかどうか判断することが大切です。
- 自分らしさを失ってしまう場所かどうか
- なりたい自分像に近づく方法はあるか
- 5年後に活躍できるイメージが湧くかどうか
順番に解説します。
自分らしさを失ってしまう場所かどうか
人間関係が理由で仕事を辞める人は多いです。
精神的な負担が重く、これ以上働くと「自分らしさを失いそうになる」と感じる場合は、早めの転職がおすすめです。
お金を稼ぐ手段はいくらでもあります。お金を得たとしても、やりたいことができなくなるほど辛いなら、わざわざそんな仕事する必要ないです。
私も、新卒で入社した会社で自分らしさを完全に失いました。上司には毎日「お前は仕事ができない」「いくらもらってんだよ」と暴言を吐かれ、職場に居場所がありませんでした。
元々は、人懐っこい性格で誰とでも仲良くできる性格でした。しかし、職場での人格否定によって、存在価値がないんだと感じさせられました。笑顔は消え、怒られても何も感じないようになりました。
最も怖いのが、自分では自分らしさが失われていることに気付かないことです。ヤバイ環境あるあるですね。
私も、親しい友人に言われて初めて、自分の異常事態に気付きました。
合わない環境、辛い仕事で頑張り続ける必要はないです。
自ら精一杯努力した上で、改善できそうもない問題なら、速やかに転職活動に取り掛かりましょう。
関連記事:合わない仕事をすぐ辞めるのはあり?新卒1年目で退職した私が対処法を解説
なりたい自分像に近づく方法はあるか
今の会社で長く働くなら、「キャリアプラン」特に仕事の内容や身に着けたいスキルが身に着くのかを見定めるのは重要です。
例えば、「新規事業の立ち上げができる」と言われて入社したのに、経営上の理由で自然消滅する場合もあります。
安定した働き方ができても、継続的に自分の付加価値を高めるような仕事がしたい人にとっては大きなマイナスです。
収入や役職も大切ですが、自分が仕事を通じて成し遂げたいことを考えることも重要です。
5年後に活躍できるイメージが湧くかどうか
新卒で入社する前は、マイナスな未来を描く人は少ないです。
それは、企業側が「会社の良い部分」を見せようと頑張っていたからです。
私が以前いた会社は、平均の月残業時間が40時間程度の会社でした。今思い返すと多いなと感じますが、当時は「新人のうちはほとんどしないから大丈夫!」「有休もとりやすいから」とうまいことリクルーティングされました。
実際入社すると、残業は多くて上司も疲弊していました。年功序列の古い日系企業なので、5年いればそれなりの役職について活躍はできたことでしょう。
しかし、実際に自分が働くイメージが一つも湧かなかったので私は退職しました。

具体的なイメージが湧かない人は、隣の先輩を見てみましょう。先輩の姿があなたの5年後を表しています。
見切りをつけた方がいい会社については、「見切りをつけて逃げた方がいい会社の特徴11選【優秀な人が必ずやる準備】」をあわせてお読みください。
転職すべきか診断する方法
会社に期待が持てないからといって、「本当に転職していいのか…」と悩む人もいますよね。
そこで、転職すべきか簡単にチェックできる診断テストを作成しました。

全20問なので、3分程度で完了します。
質問の内容を一部紹介します。
- Q1.今の仕事にやりがいを感じる
- Q2.会社の上司が尊敬できる
- Q3.仕事で身に着くスキルが多い
- Q4.業界の先細りを感じている
- Q5.仕事が合わない・向いてないと感じる
全20問の転職すべきか診断を受けたい方は、下記記事をあわせてお読みください。

転職したい人が取るべき3つの対処法
いざ転職しようと思っても、転職が初めての人は何をすればいいか分かりませんよね。
ここでは、転職したいと思った人が取るべき3つの対処法について解説します。
- 転職エージェントと面談する
- 現在の自分の市場価値を把握する
- 転職の目的を明確にする

いずれも今日から取り組めることなので、気軽にやってみてください!
転職エージェントと面談する
転職エージェントに相談すると、リアルなあなたの市場価値が分かる+非公開の求人情報を紹介してもらえます。
転職エージェントと聞くとハードルが高いと感じるかもしれません。ですが、転職のプロであるエージェントに相談するのは、大きなメリットがあります。
転職エージェントに相談するメリット
- 最新の転職市場の動向が分かる
- 客観的な視点から、市場価値を評価してもらえる
- 応募書類の添削、模擬面接などの対策をしてくれる
転職エージェントは相談だけでも使えるので、「何も決まってない状態」でも安心してご利用いただけます。

僕も何も決まってない状態で面談をしましたが、的確なアドバイスがもらええ相談だけでもして良かったなと感じました。
一番リアルな評価をもらえるのが、転職エージェントへの相談です。相談を通じて、今の会社を残るべきか辞めるべきか決めれば、納得感を持った判断ができます。
下記記事でおすすめの転職エージェントを紹介してるのでぜひご確認ください。

関連記事:【迷ったらコレ】20代・第二新卒におすすめの転職サイト・エージェント9選!失敗しない選び方を解説
現在の市場価値を把握する
転職したいと思ったら、現在の市場価値は必ず把握しておきましょう。
市場価値は、年齢と実務経験で決まります。現職よりも高い評価を得られれば年収はアップするし、そこまで高い年収を出してまで欲しいと思われない可能性もあります。
とはいえ、「市場価値ってどうやって判断すればいいの?」と気になる方も多いですよね。
一番簡単な方法が、ミイダスの市場価値診断です。
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転職の目的を明確にする
「なんのために転職をするのか」を考えることは超大事です。面接でも必ず聞かれるので、あらかじめ準備をしておきましょう。
とはいえ、いきなり「3年後は裁量権の多い仕事で~10年後は~」とキャリアビジョンを立てるのは難しいですよね。
なのでまずは、以下のような形でもいいのでザックリ目的を考えるのがおすすめです。
「将来的に○○をしたい。でも今の会社だとどうやっても無理。だから転職したい」
「パワハラ・モラハラがきつい。今の環境をとりあえず飛び出して、身の安全を確保したい」

転職の目的がザックリでも見えてきたら、家族や仲のいい友人に話してみましょう。
論理的に大きく飛躍してなければ、とりあえずOKです。
何がしたいか分からない方は、「【20代必見】仕事で何がしたいか分からない?100年使える思考法」をあわせてお読みください。
まとめ:転職すべきか残るべきかの判断は「会社に期待できるかどうか」で決める
転職すべきか残るべきかの判断基準は、会社に期待が持てるかどうかです。
価値観が合わない会社で働き続けるのは、想像以上にストレスがかかります。当然、パフォーマンスも上がりません。
入社当初は「良い会社だなぁ」と思っても、ライフスタイルの変化や心境の変化によって状況は変わります。
転職を考える人は、自分の価値観をハッキリさせましょう。
「何にストレスを感じ」「どうすれば解消できるか」を把握すると、自分の価値観に気付けます。何がしたいか分からないままだと、なかなか転職は上手くいきません。
転職を本気で考えている方は、下記記事をあわせてご覧ください。
「20代におすすめの転職サイト・エージェント9選!失敗しない選び方を解説」へ
少しでも参考になればうれしいです。
それではっ!!