【2022年版】転職しないほうがいい業界9選!ずっと稼げる業界のウラ側

転職したいけどブラック企業はイヤ!できればホワイト企業に行きたい!
と思っている方は多いのではないでしょうか。

どうせ転職するなら失敗は避けたいよね…
特に、コロナで業績が悪化したり、リストラが増えたりしているニュースを見ると不安に思いますよね。
仮に今、転職しない方がいい業界にいるなら、一刻も早く抜け出した方がいいでしょう。
そこでこの記事では、転職しない方がいい業界と最新のおすすめできる業界について解説します。
本記事を読めば、転職しない方がいい業界を見分ける方法が分かり、より良い転職先を見つけることができます。
業界の求人情報を押さえたい方は、転職エージェントに相談するとスグに教えてもらえます。
エージェントの選び方については、「【新常識】転職エージェントの選び方7つのポイント」もぜひ一緒に合わせてお読みください。

転職しないほうがいい業界9選
転職しないほうがいい業界の選定基準は、次の3つです。
- 今後の業界の見通しが明るいか
- 利益率が低く競争が激しいか
- 一人当たりの負担が大きく激務か

客観的な情報を用いて解説します。
介護業界
介護業界は、人手が不足している業界の一つです。

グラフを見ると分かる通り、有効求人倍率が右肩上がりになっています。一人当たり3~4件の求人があるので、人手が不足してることが分かります。
また、給与はほぼ横ばいと業界全体が追い風ではありません。
公共財団法人介護労働安定センターの調査によると、7割近くの介護施設が慢性的に職員の不足を感じており、そのうち実に9割が「採用が困難である」と答えています。
- 介護職員の処遇改善
- 多様な人材の確保・育成
- 離職防止定着促進・生産性向上
- 介護職の魅力向上
- 外国人材の受入れ環境整備
などの対策を行っていますが、深刻な人手不足は今後も続くでしょう。ただでさえ介護は重労働なのに、人手が少ないとさらにキツさは増します。
このような厳しい環境にあるため、介護業界はおすすめできない業界の一つです。
旅行・ホテル業界
旅行・ホテル業界は、新型コロナウイルスの影響をもろに受けています。
下記データは、日本人国内旅行消費額の推移です。

新型コロナウイルスの影響により、国内の旅行者数は2020年からガクッと下がっています。
たとえコロナが収束しても、これまで通りに戻るかは不明なところ。
私の近所のイオンモールでも、旅行代理店はどんどん潰れていますし、リストラされた友人もいます。
コロナ終息後に回復すると言われていますが、どれほどお客さんが戻るかは不明です。今後も厳しい見通しが続いています。
金融業界
金融業界は、将来性が見込めない業界です。
将来が見込めない理由は、次の3つです。
- AIの発達による銀行窓口の減少
- フィンテックの台頭
- 人工知能やビッグデータを用いた資産運用
一昔前は、銀行に就職できたら人生安泰でしたよね。
しかしみずほ銀行の週4日勤務導入など、金融業界の将来性に黄色信号が灯っているのが現在です。
ハーバードビジネスレビューでは、今後世界中の既存の銀行で、新たなイノベーションを起こせない場合にその92%が10年以内に消滅すると予想しているそうです。(参考:The Future and How to Survive It)
また、影響力の強いオリエンタルラジオの中田敦彦さんが「銀行には近づくな!」とYouTube発言しているのも大きいのではないでしょうか。
日本国民のマネーリテラシーが高くなるにつれ、銀行はどんどん淘汰されていきます。
さらに、銀行職員はノルマがきついだけでなく、資格の勉強が大変です。プライベートとの両立が難しく、若い人にはなかなか響きません。

若い時に頑張っても将来報われない可能性が高いのも、おすすめできない理由です。
小売業界
小売業界は年々売り上げが下がっていて、コロナでその勢いが加速しました。

百貨店の売上げは、90年代の9兆円をピークに、近年は6兆円程度で推移しています。
事実、東京の池袋にあるマルイと東急ハンズは30年以上愛されてきたにもかかわらず、2021年に閉店しました。(参考:マルイも東急ハンズも閉店、遊びに行く埼玉県民が減少?「池袋衰退説」は本当か)
小売業界は、ネットの勃興や消費の衰えにより、事業の再編が求められています。

年末年始や土日出勤が多いので、働き手から敬遠されます。
人手不足になると、一人あたりの業務量も増えて重労働になります。
不動産業界
不動産業界は、シンプルにノルマがきつく、営業がしんどいのでおすすめしません。
不動産業界自体は市場規模が大きく年収も上がりやすい一方、不動産の古い体質は今でも残っています。
実は、筆者は元不動産業界の出身です。入社当初は「家の売買を通じて幸せのサポートができる」と考えていましたが、甘い考えでした。

パワハラ上司のプレッシャーや部署内の雰囲気が全く合わずに退職しました。
未経験から不動産業に転職した方は、職場のセクハラに驚いていました。
不動産業界って…
— あん🍀不動産✨時々投資 (@rin_nonbirin) February 18, 2022
男性チャラい人率多い!
どこもそんなもんなの?
女性の前で平気で下ネタ言うし
女関係派手だし
軽いし
浮気だってオープンだし
そしてそれがカッコイイとか思ってそうなナルシスト具合だし😂
偏見ではありません
むしろ皆さん偏見を持って見てくださって結構です🙄(怒られるかな💦)
個人のお客さんを相手にするのでクレームもバシバシ飛んできます。メンタルが弱く、優しい方には全くおすすめできない業界です。
逆に、待遇とか環境はどうでもいいから、とにかく稼ぎたい!という方には良いかもしれません。
飲食業界
飲食業界は、いわずもがな厳しい業界の一つです。

外食業界は、市場自体が成長していません。実は、コロナが流行る前から飲食業界は逆風が続いていたのです。
コロナが始まってからは、外食支出と飲食店の売り上げはガクッと落ちています。

労働環境が過酷な外食等サービス業では、人材需給が逼迫しています。
忙しいわりに給料が低く、時間の融通も効きづらいのでなかなか人が集まりにくいのが現状です。
人材業界
人材業界は、憧れとのギャップが大きい業界です。
入社前は、「人生のサポートができる」と思い入社する人が多いですが、実際はノルマを課せられ、転職者にとって最適なサポートができない意見があります。
また、業界自体も競争が続き、入れ替わりが激しいです。
人材紹介会社は、毎年1,000件以上の新規申請がありますが、同数廃業していて、コンサルタントは3年くらいで辞めていきます。
「人材紹介」の事業を展開する事業所は2万400箇所もあります。(引用:厚生労働省「職業紹介事業・労働者派遣事業分野に係る事業分野別指針」)
転職が一般的になりつつありますが、ノルマがキツくて思っていた仕事と違うと感じて辞める人が多い業界です。
ブライダル業界
ブライダル業界が転職しないほうがいいのは、次の理由です。
- 給料と労働力が見合ってない
- 激務
- 業界の先細り
ブライダル業界は、結婚する人の減少、少人数結婚式、フォトウエディングなど予算を押さえた結婚式が拡大しています。
新型コロナウイルスの影響により、2020年4月~2021年3月の1年間で、約9500億円の損失があり、約27万組のカップルが結婚式を延期したデータもあります。(参考:ブライダル業界、コロナで損失1兆円。緊急事態宣言で打撃続く)

市場規模も縮小しつつあるため、今後は厳しいと予測されています。

節約志向や結婚式のあり方を見直す動きが強まることで、今後さらなる婚礼件数の減少が懸念されています。
激務にもかかわらず給料が少ないので、金銭的な面でもキツイ仕事です。
マスコミ・テレビ制作業界
マスコミ・テレビ業界が転職しないほうがいい理由は、次の通りです。
- 激務
- 休みが不定期
- 将来性が薄い
テレビは企業からの広告や番組制作費を得て番組を作っています、
ですが、YouTubeやインスタグラムなどのSNSのネット広告が流行したことで、お金を落とすところが変わっていきます。
電通の調査によると、2019年にはネット広告がテレビ広告を上回っています。(参考:株式会社電通「2020年 日本の広告費」)
若者のテレビ離れは深刻です。くだらないニュースを見るぐらいならYouTubeで自分の好きなタレントを見た方がよっぽと有意義だと感じています。

将来性がない、激務、休みが不定期などの理由から、マスコミ・テレビ制作業界は転職しない方がいい業界です。
絶対に転職しない方がいい仕事の特徴5選
本章では、具体的に絶対に避けるべき仕事の特徴について解説します。
絶対に転職しない方がいい仕事の特徴
- 人間の労働が必要な仕事
- 不定期な休日・シフト
- 業界の将来性が危うい
- 利益率が低いビジネスモデル
- 市場価値が上がりづらい
順番に解説します。
人間の労働が必要な仕事
人間の労働が必要な仕事は、労働環境が悪化しやすいです。
代表的な例は、現場で作業や接客が必要な「ブライダル業界」や「飲食業界」です。
労働力には限界があるため、人手が足りてないとどうしても回らなくなります。

労働量のわりに人件費がかかるので、給料が上がりづらくキツイ仕事の一つです。
電話対応の仕事が辛い方は、「電話対応が苦手で辞めたい人必見!ガチできついなら転職を考えるべき理由」をあわせてお読みください。
不定期な休日・シフト
不定的な休日やシフト制の仕事は、生活リズムが崩れやすいです。年齢が上がるにつれしんどくなる人も多いです。
また、休みだったのに突然「今から入れませんか?」と急に仕事になることがあり、ストレスがかかります。
前もって予定が立てづらいので、プライベートとの両立が難しくなります。
代表的な例だと、「飲食業界」や「小売業界」が該当します。
業界の将来性が危うい
業界の将来性が危うい仕事は、絶対に転職しない方がいい業界です。
ビジネスモデルの転換ができないと、企業の存続が危ぶまれます。年収は需要がある業界ほど高くなるので、需要が減れば年収も自ずと落ちていきます。
今から転職するなら、伸びしろが少ない業界は避けるのが吉です。
利益率が低いビジネスモデル
利益率が低いビジネスモデルは、人件費が安く、社員の待遇が悪化しやすいです。
競争が激しい業界だと、値下げ合戦が繰り広げられています。
しかし、対外的な価格は決まっているので、コストダウンを続けると必ずしわ寄せが来ます。人件費を下げ、残業代の未払いなどを行う企業もいまだに存在します。
市場価値が上がらない
市場価値が上がらない単純労働の仕事は、今から転職しない方がいいです。
今後の労働市場では、専門性が重視される働き方が一般的になります。


具体的には、日本型のメンバーシップ型雇用から、米国型のジョブ型雇用にシフトしています。
メンバーシップ型雇用では、「会社にマッチする人材」を採用する一方、ジョブ型雇用は「仕事内容にマッチする人材」を採用する雇用の方法です。
今後は、ジョブ型の雇用が日本でも増え、総合職の働き方がどんどん減っていくと言われています。
そのため、何のスキルも身に着かない時間労働の働き方だといずれ厳しくなります。
具体的におすすめの業界については、こちらから飛べます。
コロナ禍の今は転職しない方がいいって本当?
これまで転職しない方がいい業界について解説してきました。とはいえ、2020年から流行したコロナウイルスの影響を大きく受けた企業や業界が多いのも事実です。
一時は求人数が減少しましたが、現在の状況はどうなっているのでしょうか。
実は、2021年11月の求人数は、コロナ前の19年11月比で同水準に回復しています。

つまり、転職市場は活況を取り戻しつつあるのです。
とはいえ、業種や職種によってまだまだ差があり、経験者重視の採用は続いています。簡単に記事の要点をまとめました。
- 業種や職種による転職市場の差
- ・金融・不動産など資格が必要な業界…求人激増中(2019年11月比で約230%)
・IT関連の技術系…求人激増中(2019年11月比で約190%)
・営業・企画・事務管理系…コロナ前水準に
・販売・サービス系…回復遅れ(2019年11月比で80%) - 経験者重視
- 未経験者でも応募可能な求人は6割程度。コロナ前は8割程度。
また35歳以上も転職しやすく2013年と比べると、36歳以上の転職決定者数は2.8倍に伸びています。約10年でミドル人材へのニーズは高まっています。(参考:「転職、35歳で限界」説は昔話 勢いづくミドル層求人)
完全にコロナの影響がなくなったわけではありませんが、業種や職種によってはねらい目かもしれません。
転職した方がいいおすすめの業界
転職しない方がいい業界は多いですが、コロナ禍でもおすすめの転職に有利な業界はあります。
おすすめ業界
- インフラ業界
- Web業界
- IT業界
おすすめの業界は、利益率が高く、儲かっている業界です。私たちの年収や待遇は、今いる業界によって左右されます。
転職も同じで、年収アップは「職種×業界」で決まります。
たとえ未経験の仕事でも、「需要がつきない職種」×「儲かりやすい業界」に転職できれば、年収がアップしていきます。
転職と副業のかけ算の著者であるmoto氏は、独自の軸ずらし転職という手法を用いて、新卒時の年収240万円から1,500万円までアップさせました。
実は、年収700万円の人と年収300万円の人ではそこまで能力に差はないです。
業界が伸びているかと会社が儲かっているかの2つで年収や待遇が決まります。
最もおすすめなのがweb業界
おすすめの業界の中で特にイチ押しなのが、web業界です。
※インフラはどちらかというと、伸びているよりも安定です。
web業界の特徴として、
- 電話に出る必要がない
- 私服通勤もOK
- 賢い人が多くコミュニケーションコストがかからない
- チャットで連絡を取り合う
など、日系企業に居た人からするとありえないほど最先端の環境です。
私もかつて不動産業界で働いていた時は、「電話はワンコール以内に出ろ」の掟があったため、いつもビクビクしていました。
しかし、Web業界の働き方を知ってから、自分の当たり前が当たり前じゃないことに気付きました。
web業界に転職する方法
web業界は未経験からでも転職できる仕事です。
しかし、人気の業界のため求人数は少なく、倍率もかなり高いそうです。(エージェントの方が言ってました)
なのでweb業界に転職したい方は、リクルートエージェントや
DODA(デューダ)などの求人数が多い転職エージェントを使うのが合理的な選択です。
おすすめの転職サイトや転職エージェントについては、下記記事をあわせてお読みください。

自分に合ったおすすめの業界を見分ける方法
これまで、転職しない方がいい業界と比較的ホワイト企業が多いおすすめの業界について、解説しました。
とはいえ、すべて自分に当てはまるかは正直分かりません。自分の強みが活きる業界の可能性もあります。
自分に合った業界を見つけたい人は、次の2つの方法がおすすめです。
- AIのキャリア診断を使う
- 自己分析ツールを使う

すべて無料で使えるので、ぜひお試しください。
AIのキャリア診断を使う

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自己分析ツールを使う
世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方では、好きなことを見つける前に得意なことを見つけるのが必ず先と述べられています。
やりたいことが見つからない最も大きな原因は、「見つかっても仕事にできそうにない」という思考のブレーキがかかっているからです。
では一体、どのように自分の「得意なこと」を見つければいいのか。最も手っ取り早い方法が、自己分析ツールを使って強みを発見する方法です。
おすすめの自己分析ツールを表にまとめました。
診断名 | ![]() グッドポイント診断 | ![]() キャリアタイプ診断 | ![]() コンピテンシー診断 |
---|---|---|---|
運営サイト | リクナビNEXT | Doda | ミイダス |
料金 | 無料 | 無料 | 無料 |
時間 | 20分 | 15分 | 15分 |
イチ押しポイント | クオリティが高い!! | 転職に活かしやすい!! | 市場価値が分かる!! |
総合評価 | (5.0 / 5.0) | (4.5 / 5.0) | (4.0 / 5.0) |
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転職しないほうが良かったと感じる人はどんな人?
絶対に転職しない方がいい業界を避けて転職しても、「やっぱり転職しなければよかった…」と後悔してる人はいます。
転職しない方がいい人は、年収が下がったり、残業が増えたり、勤務地が遠くなったりすることじゃありません。
本質的なところは、他人軸が判断基準になっている場合は、転職しない方が良いです。
具体的には、辞める理由が明確でなく、周りに流されて転職する人は踏みとどまった方がいいかもしれません。
転職しないほうがいい業界とあわせて読んでもらえると、より転職の成功確率が高まると思います。

関連記事:転職に迷う時はやめたほうがいい?迷いや不安はあるが既に答えは出てる
まとめ:絶対に転職しない方がいい業界を避けてキャリアアップしよう
転職しない方がいい業界と転職におすすめの業界を改めてまとめます。
転職は、キャリアを積み上げていくうえで重要な手段です。キャリアの正解はたくさんありますが、重要なことは不正解を避けることです。
儲かっていない業界にいくと待遇が悪くなり、結果としてキツイ働き方を強いられます。
「転職しない方がいい業界以外に転職したい…」という人は、今回紹介した転職のプロの目を使うのがおすすめです。
少しでも参考になればうれしいです。
それではっ!!
