転職で貯金が尽きたら人生オワコン?生活費がない時の対処法3選
転職前に貯金が尽きてしまった…。
とりあえず適当に転職した方がいい?
何か国の制度とか頼れないかな…?
このようなお悩みを解決します。
転職活動をして直面するのが、お金の問題です。
転職活動は様々な要因によって合否が判断されるため、思いのほか転職活動が長期化して、貯金が底を尽きることがあります。
そこでこの記事では、転職活動で貯金が尽きた時の対処法について実際に経験した筆者が解説します。
この記事を読めば、安心して転職活動を継続することができ、納得のいく会社を見つけることができます。
なお、転職した後1か月間は給料が支払われない可能性があることも注意しておきましょう。
詳しくは、下記記事をあわせてお読みください。
転職活動で貯金が尽きる原因
実は、転職活動自体には、そこまで費用はかかりません。
少し古いデータですが、リクナビNEXTの調査によると、転職活動のためには10万円以内で済む人が過半数を超えています。
現代では、コロナ禍もあったことでWeb面接が一般化されつつあるので、さらにかかる費用は減るでしょう。
最終面接だけ会社に行くとかはザラにあります!
ではなぜ、転職活動中に貯金が尽きてしまう人が多いのか。
その原因は、次の会社を決めずに退職した人が固定費に苦しんでいるからです。
毎月20万円のお給料をもらっていれば何不自由なく生活できていても、一旦会社から離れると固定費が重くのしかかります。
私は実家暮らしだったので、家賃の固定費がかかることなく転職活動ができました。
こちらが貯金100万円で退職した時の固定費です。
- 家賃:0円(実家暮らしのため)
- 家に入れるお金:3万円
- ジム代:8,000円
- 奨学金返済:10,000円
- 国民健康保険:2万円弱
- 国民年金:16,000円
- 携帯代…2,000円
実家暮らしの私ですら毎月8万円弱の固定費がかかっていました。
家賃がある人だと毎月15万円は飛んでいくよね…。
転職活動が長引くことで、固定費の負担が重くのしかかります。当然、食費もかかるし、娯楽にお金が使えないとストレスも溜まる一方です。
3ヶ月決まらない場合、無収入で約50万円が減ると考えると、貯金が尽きることは誰にでもありえます。
特に若い20代の場合、給料が上がりづらいから尚更貯金しづらいしね…。
転職活動で貯金が尽きた時の対処法
先述したように転職で貯金が尽きる原因は、固定費です。
この固定費を削減するか、入ってくるお金を増やすかの2つしか対処法はありません。
誰でもできる対処法を紹介します!
- 実家を頼る
- パート・アルバイトをする
- 国の制度を活用する
仕事を辞めたいけどお金がない人は、下記記事をあわせてお読みください。
実家を頼る
転職活動中に貯金が尽きてしまった場合は、まずは実家を頼ることをおすすめします。
一度実家に帰るのもいいし、単純にお金を借りるのも一つの手段です。
実家を頼ることに気が引ける方もいると思いますが、事情を話せば力になってくれるでしょう。
親からの借金は無利子です。
間違っても、その場しのぎのために消費者金融やリボ払いは使わないようにしましょう。
下手したら転職どころではなく人生が破滅に向かいます…。
パート・アルバイトをする
一時的に収入を得たい場合は、単発の派遣やアルバイトをしましょう。
すぐに働き始められ、生活費の足しにすることができます。
最近では、UberEatsやタイミーなど好きな時間に働けるサービスも増えています。
貯金がないからと焦って転職するのは得策ではありません。
よく吟味しないと、入社してから「想像していた仕事と違う」と後悔することになります。
より良い転職先を選ぶために、一時的にバイトをするのはありな選択です!
国の制度を活用する
転職中に貯金が尽きてしまう人は、国の制度を活用しましょう。
お金がない時に利用できる制度は、下記があります。
- 住居確保給付金・・・家賃の幾ばくかを支給される可能性がある
- 職業訓練受講給付金・・・エンジニア、プログラミングなどが学べる。お金をもらいながら受講できる
- 失業給付金・・・最後の給与の約6割をもらえる。条件による。
- 再就職手当…再就職に対しての祝い金がもらえる
- 生活保護・・・条件を満たしている場合
- 年金の免除申請・・・収入が無い場合は免除申請ができる
- 健康保険の減免と任意継続…健康保険料が減額される
これらの制度を使えば、仕事を辞めてもなんとかなるのがここ日本です。
「すべて自分の力でなんとかしないと…」となるとストレスがかかるので、頼れるものはなんでも頼りましょう。
詳しくは、ハローワークの公式HPや最寄りの市役所・区役所に相談してみて下さい。
貯金が尽きる前に転職を成功させるコツ
私も実際に経験しましたが、転職先がなかなか決まらずに貯金だけがすり減ると、精神的に大きなストレスがかかります。
そこで本章では、その反省を生かして貯金が尽きる前に転職を成功させる3つのコツを紹介します。
仕事をしながら転職活動をする
大前提として、安定した収入があれば貯金のことを心配せず転職活動ができます。
仕事を辞める前に転職先を決めることができれば、何の心配もいりません。
心の安定感があるからどっしりと転職先を吟味することができます!
しかし、仕事をしながらの転職活動は時間がなくなるのがしんどいところです。
就業時間後に履歴書や職務経歴書を準備することは、シンプルに疲れます。
仕事をしながらの転職活動が大変な人は、下記記事をあわせてお読みください。
自己分析を終わらせておく
貯金が尽きる前に転職活動を終了させるためには、先に自己分析に取り組むことが大切です。
「自己分析なんて時間がかかるから面倒だ」と思うかもしれませんが、急がば回れです。
自己分析をして転職の軸を先に決めておかないと、会社選びの基準がブレブレになります。
確固とした軸がないから、面接で話す内容にも困ります。
せっかく内定を獲得しても、「もっといい企業があるのでは?」「本当にこの会社でいいのか?」と決断できなくなります。
結果的に転職先が決まるのが遅くなり、貯金が尽きてしまいます。
早く内定を取りたい人こそ、会社ではなく自分自身を見つめ直すことが大切です!
とはいえ、自力で自己分析ができないと悩む人も多いと思います。
手っ取り早く自己分析をしたい人は、転職サイトなどが出している自己分析ツールを活用するのがおすすめです。
私が実際に利用した中からおすすめのツールをまとめました!
イチ押しは、転職アプリ『ASSIGN(アサイン)』のキャリア診断です。
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もっと詳しく知りたい方は以下の記事を参考にどうぞ↓
転職エージェントを使う
転職を効率的に進めるためには、転職エージェントを活用しましょう。
転職エージェントとは、求職者と企業をマッチングさせるビジネスモデルです。
求職者は、無料で質の高いサポートが受けられます。
転職エージェントを使うと、面接対策、書類の添削、企業とのやりとりなど、面倒な作業を代わりに行ってくれます。
ある調査によると、転職成功者は平均して4.2社のエージェントを使っていると言われています!
とはいえ、人材紹介事業者は2万社以上あるため、どの転職エージェントを使えばいいか分からない人が多いと思います。
エージェントを選ぶ際は、自分の経験や年齢にマッチしたエージェントを選ぶのが極めて賢い選択です。
簡単なフローチャートを作成したのでぜひ参考にしてください。
- 幅広い求人から探したい!…リクルートエージェント
- スカウト機能で効率的に探したい!…doda
- じっくり求人を探したい!…ハタラクティブ
- スピーディーに就職したい!…就職Shop
- 30代以上で年収を上げたい!…JAC Recruitment
自分の年齢や目的に合ったエージェントを使い、効率的に転職活動を進めましょう。
とにかく年収を上げたい!という方には、JAC Recruitmentがおすすめです。
担当者の質にバラつきがあるから、最低2社は登録しておこう‼
転職前に貯金が尽きる人によくある質問
転職するとき、いくら貯金しておけばいいですか?
生活費によって異なりますが、100万円の貯金があれば余裕をもって転職活動ができます。
3ヶ月~半年程度の期間を無収入で過ごせる貯金が理想です。
転職しすぎるとどうなる?
転職回数が多いと、企業から「この人はすぐ辞める人なのかな?」「何か問題があるのかな?」と疑問を持たれます。
面接でも転職回数について質問されることが多いので、あらかじめ対策をしておきましょう。
まとめ:転職活動で貯金が尽きた時でも仕事さえ決まれば大丈夫
今回は、転職活動中に貯金が尽きた時の対処法を解説しました。
すぐに転職先が決まらないと、貯金を切り崩す必要があるので精神的にも辛くなります。
そのため、仕事をしながら転職活動をしたり、自己分析を終わらせておいたりすることが大切です。
焦って転職活動をしないためにも、準備が大切です。
転職活動のサポートを受けたい方は、今回紹介した転職エージェントを活用すると心強い味方になってくれます。
少しでも参考になればうれしいです。それではっ!!