転職回数が多いと人生終わりの嘘【人生勝ち組になる5つのコツ】


転職回数が多いと人生詰んだ?
20代で転職を繰り返すとやばい?
転職回数が多い人でも働ける仕事はある?
このようなお悩みを解決します。
実は、転職回数が多いだけでは人生終わりにはなりません。
なぜなら、日本人は平均して3回程度転職する人が多く、転職が一般的になっているからです。

転職回数が多い人でも転職を成功させるコツについてたっぷり解説します!
結論、転職回数が多くても転職はできます。
短期離職した人でも使える転職エージェントについては、下記記事をあわせてお読みください。

企業が転職回数が多い人を採用したくない理由

日本では、転職回数が多いことで転職活動が不利になるケースがあります。
不公平に感じる方もいますが、企業は以下の2点を採用時に重視しています。
- 継続性…末永くうちの会社で働き続けてくれるのか
- 再現性…前の職場での活躍を、うちでも発揮してくれるのか
企業は採用コストをかけているので、「ちゃんと活躍してくれるか」「すぐに辞めないか」について非常に慎重です。

これらを最低限満たせないと、採用には至りません。
転職回数が多いだけで敬遠される理由について、以下のように言い換えることができるので順番に解説します。
キャリアに一貫性がないから
転職を繰り返す人の多くは、スキルや専門性が身に着かないまま退職しています。
そうなると、キャリアの一貫性がなくなり「結局あなたは何ができるの?」と企業は思います。

活躍できるイメージが湧かないと、採用に踏み切れないのです…。
転職することが目的になり、軸や強みを意識せずに転職活動をしてもなかなかうまくいきません。
自分の中で確固たる軸を決めないと、企業からは敬遠されてしまいます。
関連 仕事で何がしたいか分からない20代へ!転職の前に知っておきたいこと
すぐ辞めると思われるから
企業にとっては、「すぐ辞めそうな人」はあまり雇いたくないのが本音です。
なぜなら入社後すぐに辞めた場合、採用にかけたお金が無駄になってしまうからです。

一人当たりの採用に100万円以上のお金が動くこともあるので、企業は慎重にならざるをえません。
採用側は、末永くうちの会社で働き続けてくれるかを本質的にチェックしています。
「なぜ今の会社は続けられないのに、うちの会社だと続けられるのか?」について明確な答えを持たないと、転職が厳しくなります。

逆に、会社を納得させるだけの理由があれば、他の転職希望者よりも優位に立てます。
短期離職=人生終わりなのかについては、下記記事をあわせてお読みください。

転職回数が多すぎる人の特徴
転職回数が多すぎる人の特徴は、以下の通りです。
順番に解説します。
大企業にこだわりすぎる
転職回数が多いにもかかわらず、大企業のみを受け続けるのは非常に難易度が高い行為です。

日系大企業に転職するのは想像以上に大変です…。
中途採用のニーズを図にまとめました。

図の内容をまとめると、
- 日系企業は中途採用の難易度が高い
- 成熟してる産業は空きが出づらい
- 人を雇いたい企業はベンチャーが多い
と見ることができます。
この事実を知らないと、「自分は全然社会から必要とされてない」「大企業はムリだ」と必要以上に落ち込んでしまいます。
関連 大企業から転職しないほうがいい5つの理由【後悔したくない人の鉄則】
転職回数が多い理由を他責にしている
転職回数が多くても転職は可能です。
しかし、転職理由を他責にしていると、転職先が決まらずに辛い思いをします。
- 上司のパワハラがしんどかった
- 働いてみてギャップを感じた
- スキルアップが実感できない
- 給料が安い
- 入社時に言われていた条件・待遇と違う

どれも事実かもしれませんが、採用側から見ると「他責にしてないか?本当にうちでも長く働いてくれるのか?」と不安になります。
実際に転職エージェントとして働いてきた末永氏は以下のように、著書で述べています。
面接官は「きちんと自分の意思決定や選択に責任を持っているか」「たとえ失敗したとしても、なぜその失敗が起きたのかを他責にせず、自らの選択ミスの問題と受け止め、原因究明をして、次にきちんと活かそうとしているか?」というところを必ず見ているのです。
引用:成功する転職面接
大抵の企業は、「自分が正しい!会社が間違っている!」と言い張る人より、人の言うことに耳を傾けられる素直で柔軟な人を重視する傾向にあります。
前職の反省を活かして、次の職場で改善しようとする前向きな姿勢を企業は評価します。
稀に優秀なできる人もいる
転職回数が多い人の特徴として、稀に優秀な人が転職を繰り返すケースもあります。
優秀な人ほど見切りをつけて転職を繰り返すのは、以下の理由からです。
- 歳を重ねると年収アップしづらいから
- 会社の考え方は変わらないから
- 他人は自分を助けてくれないから
自分に合わないと感じたり、会社の将来性を考えたりした結果、優秀な人は転職を繰り返します。
あっさりと辞める行動力があり、会社に固執しない特徴があります。

期待に応えることができれば、転職先でも重宝されます。
関連 優秀な人の見切りが早い3つの理由【優秀な人が辞める兆候】
転職回数の多い人が転職を成功させる方法
転職回数の多い人が転職を成功させる方法は、以下の通りです。
順番に解説します。
転職回数をごまかすのNG
転職回数をごまかすのはご法度です。
たしかにバレなければ働き始めることもできますが、バレた場合経歴詐称として懲戒処分になる恐れがあります。

必ずしも転職回数がネガティブに働くわけではないので、素直に書きましょう。
転職回数を気にしない求人・業界に応募する
転職回数が多くても採用に繋がるのは、人材不足の業界です。
例えば、
- 飲食業界
- 介護業界
- 小売業界
などは常に求人募集が行われています。

転職回数が多くても正社員として受け入れてくれる企業が多いのが特徴です!
とはいえ、人手不足の業界は薄給にもかかわらず激務になりやすいのが特徴です。
そのため、web業界やIT業界などの人間の労働が少ない業界の方が、転職もしやすく良い労働環境に着ける可能性が高くなります。
転職しない方がいい業界とおすすめの業界については、下記記事をあわせてお読みください。

キャリア・実績の棚卸をする
転職経験が多い人は、これまでのキャリアの中で使えそうなものを棚卸しておきましょう。
20代での就職経験から、「採用されるには学歴が重要」と思ってしまう人が多いですが、これは間違いです。
『転職が僕らを助けてくれる』のなかでも、採用における学歴の重要度は、20代前半が高いのに対して、20代後半ではポテンシャルよりも実績を評価されるといわれています。
つまり、仕事の実績を振り返ることがとても重要になります。
とはいえ、これまでの仕事の実績を一つずつ振り返るのが難しい方もいますよね。
そのような方は、自己分析のフレームワークを使うと簡単に実績を棚卸できます。

おすすめのフレームワークについては、下記記事内で詳しく解説しているのでぜひご確認ください。

自分の適性を理解する
転職回数が多くなると、「キャリアに一貫性がない」と言われてどんどん道が険しくなります。
今よりいい仕事に就くためには、自分はどのフィールドで戦うのが最も力を発揮できるかを考えることが重要です。
例えば、電話が苦手なら電話が無い仕事に転職しましょう。わざわざ苦手な場所で戦う必要はありません。
『苦しかったときの話をしようか』で有名な森岡毅氏も「成功は必ず強みにってしか生まれない」と言っています。

つまり、持って生まれた特性をよく知り、どうやって最大限に生かすかが大切です。
とはいえ、自分の特性を理解せずに仕事を選んでいる方は多いと思います。
適性や強みを判断するためには、自己分析ツールを使うのがおすすめです。

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もっと詳しく知りたい方は以下の記事を参考にどうぞ↓

短期離職に強いエージェントを使う
「なんとなくこんな仕事がいいかな~」と考えが出始めた方は、一度エージェントに求人を紹介してもらいましょう。
学歴、職歴、スキル、経験、実績をまとめて転職エージェントに話すと、「こんな求人はどうですか?」とメールで情報を送ってくれます。
転職のプロから見た「可能性があるもの」なので、一人で頭を抱えているよりもずっと答えに近づけます。

あなたのキャリアを客観的に見て、市場でどの部分が評価されるのかを判断してくれます。
転職エージェントの利用は、完全無料です。転職エージェントは相談だけでもOKなので、身構える必要はありません。
とはいえ、短期離職してエージェントは使えるの?と不安になる方もいますよね。
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詳しくは下記記事をあわせてご覧ください。

転職回数は三回目を超えると不利に働く
転職サイトDODAの調査によると、転職回数と転職成功率のデータが数字で解明されています。
転職回数は、2回目(3社目の職場)までは大きな影響を与えないものの、3回目以上の転職になると年齢が若いほど不利です。
つまり、転職に失敗して職を転々とする人ほど成功率が下がる傾向があります。
辞めない=偉いではなく、企業は主体的にキャリアを選択する人材を求めてるとも言えます。

最初の就職から3社目までに長く働ける場所を見つけましょう。
転職を繰り返す20代の末路は人生終わりじゃない
私も新卒で退職しましたが、新卒で退職した末路は人生終わりではありませんでした。
20代が仕事を辞めてもなんとかなる理由は以下の通りです。
- 転職はなんとかなる
- 就労支援を受ける
- 失業保険がもらえる
日本は仕事を辞めた後の保証が手厚く、日本にいる以上食えなくなって死ぬことはありません。
一度レールを外れたぐらいで、他人にとやかく言われる筋合いはないです。
関連 仕事辞めてもなんとかなる3つの理由!20代で退職した僕の本音を公開
まとめ:転職を繰り返す人生でも転職はできる
企業は、転職回数が多い人の採用に慎重です。
採用コストをかけている分、「ちゃんと活躍してくれるか」「すぐに辞めないか」をとても心配しています。
企業が求めているのは、退職理由を他責にすることなく主体的にキャリアを選択する人です。
今回紹介した転職回数が多い人が転職を成功させる方法を使えば、望み通りの転職ができます。
転職エージェントは相談だけでも使えるので、転職回数がネックになっている人は一度相談してみると、今後のキャリアの方向性が見えてきます。
少しでも参考になればうれしいです。それではっ!!
