新卒で地方に飛ばされる理由3選!地方配属は辞めるべき?メリットを紹介
どうして自分が地方に配属されるの?優秀じゃないから左遷された?
新卒で地方に配属される理由が分からないと、配属されてからもなかなか仕事に集中できませんよね。
出世コースを外れているならさっさと転職したいし、配属ガチャでハズレたら辞めることを考える人も多いと思います。
実は、新卒が地方に飛ばされるのはネガティブな理由ではありません。
なぜなら、新卒で地方の支店で活躍した後、本社に戻ってバリバリ働いて出世している人も多くいるからです。
そこでこの記事では、新卒で地方に飛ばされる理由と地方配属になるメリットとデメリットを紹介します。
- 新卒で地方に飛ばされる理由
- 地方配属のメリット・デメリット
- 地方配属が耐えられない時の対処法
結論、地方配属になってもすぐに辞めるのは得策ではありません。
貯金がないと慌てて転職することになるので、結果的に良い転職先を見つけることができません。
先に転職活動を始めて、よさげな求人に目を通しておきましょう。
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以下の図解を見てから記事を読み進めると理解しやすくなるので、参考にしてください。
▼図解:地方配属のメリット・デメリット
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新卒でいきなり地方に飛ばされる理由
他の同期が本社勤務が決まるなか、「なんで俺が地方なんだ…」と愕然としますよね。
この先やっていけるのか、別の会社にした方が良かったのでは?とネガティブな思いが溢れてきます。
しかし、新卒で地方に配属されるのは必ずしもネガティブな理由ではありません。
本章では、新卒で地方に配属される理由について紹介します。
期待しているから
新卒の地方配属は、期待の表れです。
一方、中途や30代での地方配属は左遷の意味合いがあるケースも多いです。
新卒→期待
中途→左遷
以前私がいた会社でも、セクハラやパワハラでやらかした人は地方部署に左遷されていました。
期待しているからこそ地方に配属されるケースもあります。
仕事を一通り覚えてほしいから
地方の場合、人手が足りないことが多く、一連の業務を一人でこなさなければいけないケースが多いです。
大変と感じる場面もあると思いますが、数年経つとだいたいのことができるようになります。
本社に戻ってからも地方の仕事の実態ややり方を知っているため、活躍の場が広がります。
新卒で地方配属になる場合は、一人前になってほしい親心があります。
辞めないと思われているから
最後は、捉え方によってはネガティブに感じる方もいるかもしれません。
特に、高校や大学時代を体育会系で過ごしてきた人は、“ガッツがある人”と採用時に見られているケースが多いです。
何かを続けてきた実績がある人は、「メンタルが強いから辞めないだろう」と期待込みで見られています。
私も辞めないだろうと思われて、パワハラ部長がいる部署に飛ばされました…。結果は惨敗でしたが…。
企業は、新卒の採用時に多くのコストをかけています。
そのため、すぐに会社を辞められると困るのが本音です。
すぐに辞めそうな人を地方に配置するのは危険なので、“辞めなそうな人”を配属しています。
新卒カードをドブに捨てた末路については、下記記事をあわせてお読みください。
新卒で地方配属になったら辞める?メリット5選
地方配属になったら、「配属ガチャに失敗した!すぐに辞めてやる!」と思う方もいますよね。
しかし、地方配属にもメリットはあります。
順番に解説します。
貯金がしやすい
地方配属になると、物価が安いのでお金に余裕が生まれます。
また、お金の使い道が限られることもあり、着々と貯金することができます。
僕の知り合いでも地方配属3年間で300万円貯金した人がいました!
転職したいと思った時も、貯金があれば無収入で耐えることができます。
仕事を辞める時の貯金額については、私の実体験をもとにした下記記事をあわせてどうぞ↓
住みやすい
住めば都とはよく言ったのもので、実際に住んでみると地方は住みやすいことが多いです。
東京と比べて自然が多く、伸び伸びと暮らすことができます。
地方都市が近ければショッピングにも困ることもないため、快適に過ごせるのが特徴です。
車があれば鬼に金棒です!
趣味ができる
地方配属になると、休みの日に時間ができます。
私の友人もゴルフをしたり、サーフィンをしたりと新しい趣味を見つけていました。
新しいことにチャレンジする下地ができるメリットもあります。
上司や会社との関係性が深くなる
地方配属になると、知り合いは会社の関係だけになります。
同じ境遇の分、上司や先輩と仲良くなりやすいのが特徴です。
飲みに行ったり、ゴルフに行ったりすることで、友人のような関係性を築くことができます。
関係が良好になると、仕事もやりやすくなります。
通勤のストレスが少ない
地方配属になると、基本的に電車は使わない人が多いです。
歩いて数分のところに社宅があって、徒歩通勤をしている人も珍しくありません。
都内にいると、1時間電車に揺られるとかはざらですよね。
満員電車のストレスからも解放されて、朝もゆっくり過ごすことができます。
新卒で地方配属になるデメリット5選
配属ガチャという言葉があるぐらい、配属先によって起こるデメリットがあります。
本章では、地方配属になるデメリットを紹介します。
ストレスが発散しづらい
地方は、良くも悪くも閉鎖的です。
気心の知れた友人がいないことで、ストレスを発散しづらくなります。
誰かに悩みを話したり、パーッと遊んだりする人がいなかったりすると、我慢が蓄積されます。
ストレスでうつ状態になってしまう人もいます。
関連 新卒1年目で仕事辞めたいは甘え?転職はヤバい?うつっぽいなら辞めろ!
女性は帰りたい思いが強くなる
男性の場合、上司と飲みに行ったり、趣味を見つけたりするなど、誰かと過ごしたりすることでなんとか耐えることができます。
一方女性の場合は、家族と過ごす時間が大切だったり、友達と遊ぶことで仕事のモチベーションを維持する人が多いと感じます。
私の友人でも家族に会えないのが辛すぎて、地方から都内に帰ってきた人もいます。
仕事=楽しくないが定着する
地方は仕事に集中できる一方、仕事で我慢を強いられると辛くなります。
新卒は、キャリアのスタートを歩み始めた大切な時期です。
にもかかわらず、仕事=楽しくないとなるのは非常にもったいないです。
関連 仕事が楽しくない新卒は当たり前?【つまらない仕事に耐えると危険】
退職が言い出しづらい
地方配属になると、上司や会社と関係性が深くなります。
さらに、人数もギリギリで回してることが多いため、辞めると申し訳ない罪悪感も生まれます。
転職に罪悪感を抱きやすくなり、退職を決意しても上司の引き止めに合う可能性があります。
なかなか辞められずに地方にとどまる友人は何人もいます…。
退職が言いづらい時の対処法については、下記記事をあわせてどうぞ↓
地方勤務が生涯続く可能性がある
総合職として入社した場合、基本的に地方勤務を余儀なくされます。
新卒時代は、「まだ結婚もしてないし意外と住みやすいかも?」と感じても、一生地方勤務が続く場合もあります。
当然、人生設計は立てづらくなるし、大学時代の友人とも疎遠になって段々と友達が減っていきます。
勤務地に関する問題は大きいので、戻れる確約がない場合は転職を前向きに検討しましょう。
地方配属が耐えられない時の対処法
地方配属が決まって実際に働き始めた後、「もう無理だ」と感じる場面があると思います。
本章では、地方勤務に耐えられなくなった時の対処法を紹介します。
人事に異動をお願いする
「地方勤務はもう無理だ…」と感じた時は、部署移動の願いを上司に伝えましょう。
条件等はあってすぐには難しい可能性もありますが、採用コストを無駄にしたくない会社は意外と検討してくれる場合もあります。
ポイントは、定期的に部署移動したい旨を伝えることです。
本気と思ってもらうことで、辞められると困る会社は動いてくれやすくなります。
根気よく伝え続けることが大切です。
転職活動を始める
地方勤務に耐えられない人は、転職活動を始めて転職先を見つけましょう。
短期離職は人生終わりという意見もありますが、転職先は見つかります。
幸い、新卒で退職した場合、第二新卒として転職活動ができます。第二新卒とは、新卒入社後3年以内に転職する人のことを一般的に指します。
重要なポイントは、在職中のうちに転職活動を始めることです。
最近では、Web面接が主流となっているので地方にいても転職活動はできます。
あらかじめ転職先を決めておくことで、安心して退職することができます。
とはいえ、転職活動のやり方が分からないし、条件に合った求人が見つからないという方もいますよね。
そのような方は、転職エージェントを使うと効率的に転職活動を行い、内定を獲得することができます。
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まとめ:新卒で地方配属は負け組じゃない!
新卒で地方に配属されるのは、会社から期待されていたり、辞めなそうという一定の信頼感があることが理由です。
とはいえ、地方配属にはこれまで解説してきたようなメリットやデメリットがあることも事実です。
メリット | デメリット |
---|---|
貯金がしやすい 住みやすい 趣味ができる 上司や会社との関係性が深くなる 通勤のストレスが少ない | ストレスが発散しづらい 女性は帰りたい思いが強くなる 仕事=楽しくないが定着する 退職が言い出しづらい 地方勤務が生涯続く可能性がある |
地方配属は負け組ではありませんが、地方勤務がいつまで終わるか分からない状況だと、段々仕事に嫌気がさしてきます。
転職したいけど何がしたいか分からない!という方は、下記記事をあわせてお読みください。
少しでも参考になれば嬉しいです。それではっ!