とりあえず3年の3年が過ぎましたが転職すべき?早く動かないとヤバい
就職して3年経ったけど転職した方がいいのかな?とりあえず3年続けたメリットが分からない…。
こんなお悩みを解決します。
とりあえず3年間過ごした人にとって、転職すべきか残るべきかを迷ってしまいますよね。
「転職の思考法」でも、『転職が怖い理由は初めての意志決定だから』と記されています。
つまり、転職が怖いのは至極当然のことです。
そこでこの記事では、とりあえず3年勤めた人のメリット・デメリットを押さえつつ、具体的に取るべき行動を解説します。
結論、会社や仕事に期待が持てないなら、転職する大きなチャンスです。
とりあえず3年間を無難に過ごしてしまった人は、キャリアチェンジを視野に動き出しましょう。
とりあえず3年は働けが無意味なワケ
現在サラリーマンとして働いている方は、「とりあえず3年」「石の上にも三年いれば暖まる」の言葉を聞いたことがあると思います。
しかしそれは、新卒一括採用で定年まで面倒を見てくれてた時代だからできたことです。
現代は変化のスピードが早まり、終身雇用の維持が難しくなっています。
そこで本章では、とりあえず3年働けが無意味になっている理由について解説します。
第二新卒が転職しやすい時代
第二新卒とは、「新卒入社の3年以内に転職する若者」を一般的に指します。
第二新卒で転職するメリットは、未経験の仕事に挑戦できる点です。
『マイナビ転職』が行った第二新卒の転職に関する調査によると、「81%」の第二新卒が業種もしくは職種を変えて転職したことが分かります。
超大手企業に転職するのが難しいとはいえ、第二新卒は可能性が広がる年齢です。
他の仕事をやってみたい方は、チャレンジする価値は十分あります。
関連 【第二新卒】転職活動の始め方からやり方・進め方の完全ロードマップ
第二新卒のポテンシャルを企業は評価してる
現代は、深刻な人手不足と言われています。
そのため新卒採用時に人材を確保できなかった企業が、第二新卒として雇用するケースが増えています。
また「転職が僕らを助けてくれる」のなかでは、『20代後半ではポテンシャルよりも実績を評価される』と言われています。
言い換えると、20代前半までは学歴などのポテンシャルを込みで採用してもらえます。
私もかつて転職エージェントに相談した際、
- 第二新卒・・・ポテンシャル採用
- 中途・・・即戦力
と採用の役割を変えていると言われました。
短期離職でも転職はできる
とりあえず3年経たなくても、転職は可能です。
「なんとなくこんな仕事がいいかな~」と考えが出始めた方は、一度転職エージェントに求人を紹介してもらいましょう。
転職のプロから見た「可能性があるもの」なので、一人で頭を抱えているよりもずっと答えに近づけます。
あなたのキャリアを客観的に見て、市場でどの部分が評価されるのかを判断してくれます。
転職エージェントの利用は、完全無料です。転職エージェントは相談だけでもOKなので、身構える必要はありません。
短期離職した人におすすめのエージェントをまとめたのでぜひご確認ください。
- 短期離職してから3ヶ月以内の方におすすめのエージェント
⇒リクルートエージェント
⇒doda - 短期離職してから3ヶ月以上経つ方におすすめのエージェント
⇒就職Shop
⇒マイナビジョブ20's - 短期離職した第二新卒におすすめのエージェント
⇒就職カレッジ(ジェイック)
⇒UZUZ
詳しくは下記記事をあわせてご覧ください。
とりあえず3年働き続けるメリット
とりあえず3年続けるメリットは、以下の通りです。
順番に解説します。
応募できる求人の幅が広がる
転職市場では、3年続けた実績は高く評価されます。
3年続けていないと土俵にすら立てないこともあるんだよね…。
とりあえず3年過ごしているだけでも、「一つの経験がある人物」と見なされ転職活動がしやすくなります。
他業種・他業界に転職する場合でも、正社員経験3年以上かどうかは重要視されます。
仕事を一通りこなせるようになる
3年以上仕事を続けると、段々と仕事の全体像や仕事の良さが分かるようになります。
最初は合わないと感じた仕事でも、一通りこなしてくうちに楽しさに気付くこともあります。
仮に合わなかった場合でも、一通りの業務はこなしている自信もあるので、転職活動に活かすことができます。
転職の時にすぐ辞めると思われない
企業にとっては、「すぐ辞めそうな人」はあまり雇いたくないのが本音です。
なぜなら入社後すぐに辞めた場合、採用にかけたお金が無駄になってしまうからです。
一人当たりの採用に100万円以上のお金が動くこともあるので、企業は慎重にならざるをえません。
採用側は、末永くうちの会社で働き続けてくれるかを本質的にチェックしています。
「なぜ今の会社は続けられないのに、うちの会社だと続けられるのか?」について明確な答えを持たないと、転職が厳しくなります。
逆に、会社を納得させるだけの理由があれば、他の転職希望者よりも優位に立てます。
短期離職=人生終わりなのかについては、下記記事をあわせてお読みください。
とりあえず3年働き続けるデメリット
とりあえず3年続けるデメリットは、以下の通りです。
順番に解説します。
今の仕事を辞めづらくなる
とりあえず3年が過ぎると「こんだけ頑張った環境は捨てられない。転職先がいいとも限らないし…」と感じてしまいます。
これを心理学でサンクコスト効果と言います。
サンクコスト効果とは
過去にリソースを投資したもののすでに回収不可能であり、さらに投資を続けることは損失につながるにもかかわらず、何かを行ったり、継続したりする心理効果を指す。引用:あなたはサンクコスト効果の影響をどれだけ受けやすいか
ギャンブルを途中で辞められない現象と同じです…。
苦労が大きいほどサンクコスト効果は高まります。
なので、いざ転職しようにも一歩踏み出せずに現状維持を望むようになります。
視野が狭まる
サラリーマンは、週五日会社に拘束されます。
残業や休日出勤がある会社だと、会社の拘束時間はさらに増加します。
20代前半だと、大学時代の友人と会うこともあるでしょう。しかし、段々と疎遠になるのが常です。
会社の人間関係しか持たないと、自分の働き方や考え方に疑問を持たなくなります。
会社に依存しないためにも複数のコミュニティを持つことが大切です
関連 【当然】サラリーマンは辛いよ。しんどいにもほどがある3つのワケ
本当にやりたいことが分からなくなる
やりたくもない仕事を“とりあえず3年”我慢すると、自分の正直な気持ちが分からなくなります。
転職の思考法では、「楽しくない仕事を続ける人は、結局お金に買われているだけ」と記されています。
自分のことにもかかわらず、やりたいことが分からない原因は以下の3つです。
- 幸せを知らないから
- 好きなことを見失っているから
- 強みを知らないから
何がしたいか分からない人への対処法については、下記記事をあわせてお読みください。
とりあえず3年の3年が過ぎた人が取るべき行動
とりあえず3年の3年が過ぎた人が取るべき行動は、以下の通りです。
順番に解説します。
自分の適性を理解する
転職回数が多いと人生終わりと言われるのは、「キャリアに一貫性がない」と見られるからです。
今よりいい仕事に就くためには、自分はどのフィールドで戦うのが最も力を発揮できるかを考えることが重要です。
例えば、電話が苦手なら電話が無い仕事に転職しましょう。わざわざ苦手な場所で戦う必要はありません。
『苦しかったときの話をしようか』で有名な森岡毅氏も「成功は必ず強みにってしか生まれない」と言っています。
つまり、持って生まれた特性をよく知り、どうやって最大限に生かすかが大切です。
とはいえ、自分の特性を理解せずに仕事を選んでいる方は多いと思います。
適性や強みを判断するためには、自己分析ツールを使うのがおすすめです。
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市場価値を知る
好きでもない仕事を続けても、市場価値は下がる一方です。
市場価値は代替可能性によって大きく左右されます。
つまり、あなたにしかできないスキルや経験を積まないと、市場で評価されるレアな人材にはなれません。
興味が持てることや得意なことを仕事にしないと、同期と差が開きます。
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市場価値が低い人の特徴については、下記記事をあわせてお読みください。
プロのキャリアコーチにアドバイスをもらう
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まとめ:とりあえず3年の3年が過ぎたらキャリアを考え直そう
新卒入社したら「とりあえず3年は勤めよう」というのが、日本では良しとされる価値観です。
とりあえず3年続けることで、仕事を覚えられたり、転職時に有利に働いたりすることもあります。
しかし、漠然と3年間を過ごしてきた人にとってはこれからが勝負です。
今の慣れ親しんだ環境を手放す不安だけが高まり、やりたいことが分からなくなります。
そのため、キャリアを考え直すチャンスとして行動することが重要です。
適性を理解し、市場価値を高め続ければ、転職するにしろしないにしろ最適な選択ができるようになります。
何がしたいかわからない人は、「仕事で何がしたいか分からない20代へ!転職の前に知っておきたいこと」をあわせてお読みください。
少しでも参考になればうれしいです。それではっ!!