配属ガチャでハズレたら転職?辞めるべき?うつになって爆死した体験談
- 配属ガチャは大企業で起こりやすく、対策は基本的にない
- 配属ガチャにハズレて辞めるのは、3つのケースのみ
- 配属ガチャでハズレを引いたらうつになる前に転職すべき
新卒で配属ガチャに失敗し、パワハラ上司がいる部署に飛ばされてうつ病になった経験をもとに解説します!
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配属ガチャはなぜ起こる?一体何が問題?
そもそも配属ガチャとは、以下のように定義されています。
「配属ガチャ」とは、入社時(特に新卒入社)の配属先が希望とは異なり、会社の意向で決められてしまうことを指す。配属される側からすると、辞令が出るまで配属先がわからない状況が、ソーシャルゲームの「ガチャ」のように感じることから生まれた言葉だ。
参照元:東洋経済ONLINE
最近では親ガチャなんて言葉もあるよね…。
配属ガチャは、日経大企業に多く生まれます。ここでは、配属ガチャが起こる原因と問題点について解説します。
大企業の新卒は配属ガチャに巻き込まれやすい
日経企業に「総合職」として入社すると、ジョブローテーションを通じてキャリアを積み上げます。
ジョブローテーションの具体例
営業3年→企画5年→人事3年
そのため、最初の就業先はあまり重要ではなく、人員に穴が開いた部署や地方に配属されやすくなります。
新卒は基本的にスキルを持たないため、人事部の裁量で地方勤務が決定します。
配属ガチャが辛いのは甘えではない
配属ガチャが辛いと言うと、「会社に従ってナンボ」「働かせてもらえるだけありがたいと思え」などの昭和の価値観丸出しおじさんの毒牙にあう可能性があります。
しかし、配属ガチャが辛いのは当然のことです。
昔は「会社の理不尽に耐えてこそ出世して終身雇用してもらう」のが普通でしたが、今の若者はそんな無駄なことはしたくありません。
専門性が身につかなかったり、いつまで続くかも分からない配属ガチャにおびえたりするぐらいなら、サクッと転職することを選びます。
簡単に言うと価値観の違いです。
幸い、今後は日本でもジョブ型雇用が一般的になると言われています。
より仕事の専門性が求められ、「あなたは何ができるのか」が重要になります。
そのため、配属ガチャでモチベーションが下がってつまらない仕事を続けるよりも、逃げ出した方が人生にプラスに働きます。
配属ガチャの対策はほとんどない
配属ガチャを避けるのは、基本的に難しいです。
実際マイナビの調査によると、新卒の6割が希望とは違う部署に配属されると言われています。
配属面談でやりたいことを熱く語ったとしても、結局は人員が少ないところや新卒社員が入るお決まりの部署に配属されます。
会社にとっては新しいことをするよりも楽なんだよね…。
逆に、忠誠心を示すために「絶対嫌な部署」に配属することもあります。
今後も同じような目にあう可能性が高いので、さっさと退職した方が身のためです。
関連 新卒で辞めた体験談!大企業を「辞めなきゃ良かった」と後悔した末路
新卒で地方配属は辞めるべきかどうか
一度配属ガチャでハズレを引くと、「転職した方がいいのかな」と悩みますよね。
本章では、配属ガチャにハズレて新卒で地方配属になった人が辞めるべきか否かについて解説します。
結論、精神的にきついなら退職も選択肢に入れておきましょう。
勤務地問題は一生ついて回るから
総合職として入社すると、基本的に地方勤務を余儀なくされます。
新卒時代は、「まだ結婚もしてないし意外と住みやすいかも?」と感じても、一生地方勤務が続く場合もあります。
当然、人生設計は立てづらくなるし、大学時代の友人とも疎遠になって段々と友達が減っていきます。
勤務地に関する問題は大きいので、戻れる確約がない場合は転職を前向きに検討しましょう。
新卒で地方に飛ばされる理由については、下記記事をあわせてどうぞ↓
モチベーションが下がってスキルが伸びないから
配属ガチャに失敗すると、仕事のモチベーションがいつまで経っても上がりません。
「今の仕事に集中しよう!」と思っても、SNSで流れてくる同期の楽しそうな投稿を見ると「自分は何をしているんだろう」と虚無感がやってきます。
関連 仕事のモチベーションが切れた…【完全にやる気を失った時の3つの対処法】
精神的に辛くてうつになる可能性があるから
配属ガチャで失敗してパワハラ上司と一緒になると地獄です。
私もパワハラ上司のもとで働いた結果、身体にいろいろな症状が出ました。
- 悲しくないのに涙が出る
- 朝起きてもスッキリしない
- 夜ぐっすり眠れない
- 会社に近づくだけで動悸がする
- 耳鳴りがする
上記の症状は、転職した方がいい危険なサインに該当するので本当に気を付けましょう。
下記動画では私と同じように体調を崩して退職した人の末路が紹介されています。
新入社員は精神的に辛い立場ですが、体を壊してまで働く必要はありません。
体調がいつもよりおかしいと感じた時は、転職を検討しましょう。
関連 新卒1年目で仕事辞めたいは甘え?転職はヤバい?うつっぽいなら辞めろ!
配属ガチャでハズレた時に転職してもいいケース
配属ガチャが当たりかハズレか分からない人もいますよね。
そこで本章では、ハズレかどうかを判断する助けとなる転職してもいい3つのケースについて解説します。
自分らしさを失ってしまう場所かどうか
精神的な負担が重く、これ以上働くと「自分らしさを失いそうになる」と感じる場合は、早めの転職がおすすめです。
仕事は生活するうえで重要ですが、健康を台無しにしてまで頑張る必要はありません。
私も、新卒で入社した会社で自分らしさを完全に失いました。上司には毎日「お前は仕事ができない」「いくらもらってんだよ」と暴言を吐かれ、職場に居場所がありませんでした。
元々は、人懐っこい性格で誰とでも仲良くできる性格でした。しかし、職場での人格否定によって、存在価値がないんだと感じさせられました。笑顔は消え、怒られても何も感じないようになりました。
最も怖いのが、自分では自分らしさが失われていることに気付かないことです。ヤバイ環境あるあるですね。
私も親友に言われて初めて、自分の異常事態に気付きました。
合わない環境、辛い仕事で頑張り続ける必要はありません。
自力で改善できない問題なら、速やかに転職活動に取り掛かりましょう。
関連 合わない会社はさっさと辞める勇気が大切【仕事を続けた結果失ったもの】
なりたい自分像に近づく方法はあるか
今の会社で長く働くなら、仕事の内容や身に着けたいスキルがあるのかを見定めることは重要です。
例えば、「新規事業の立ち上げができる」と言われて入社したのに、経営上の理由で自然消滅する場合もあります。
安定した働き方ができても、継続的に自分の付加価値を高めるような仕事がしたい人にとっては大きなマイナスです。
収入や役職も大切ですが、自分が仕事を通じて成し遂げたいことを考えることも重要です。
5年後に活躍できるイメージが湧くかどうか
5年後に自分が第一線で活躍するイメージがわかない会社は、転職すべき会社です。
入社する前は「会社の良い部分」が見えますが、実際に働くと会社のリアルが見えてきます。
残業が多かったり、上司が疲弊したりしていると、「この仕事を続けるのは難しいかも…」とイメージが湧かなくなります。
私も先輩のようになりたくないという思いから、転職を決意しました。
具体的なイメージが湧かない人は、隣の先輩を見てみましょう。先輩の姿があなたの5年後を表しています。
配属ガチャで爆死した時の対処法
配属ガチャで爆死した時の対処法は以下の通りです。
順番に解説します。
部署移動を願い出る
「この会社もう無理だ…」と感じた時は、部署移動の願いを上司に伝えましょう。
条件等はあってすぐには難しい可能性もありますが、採用コストを無駄にしたくない会社は意外と検討してくれる場合もあります。
私もかつて、退職の意向を伝えた際に上司から「部署移動はできるかもしれない」と打診されました。
とりあえず期間を決めて頑張る
部署移動が難しい人は、とりあえず期間を決めて頑張ることも重要です。
多くの場合、配属ガチャは人事部の裁量によって決まります。
そのためすぐに諦めるのではなく、期間を決めて頑張るのも一つの手です。
注意点としては、とりあえず3年が過ぎるのをなんとなく待たないことです。
今の部署でもできることを積み重ねれば、その姿勢を評価されて部署移動や転職ができる可能性もあります。
関連 とりあえず3年の3年が過ぎましたが転職すべき?早く動かないとヤバい
転職の目的を明確にする
いざ転職を決意しても、いきなり転職活動を始めるのはNGです。
まずは、転職の目的を明確にしておこう!
- パワハラ上司と離れたいのか
- 地方勤務が絶対無理なのか
- 仕事内容が根本的に合わないのか
状況によって転職する目的は大きく異なります。
大きなキャリアビジョンを考える必要はありません。ザックリとどんな人生を歩みたいのか考え、その手段として次の転職先ではどんな願いを叶えたいのかについて考えましょう。
転職の目的がザックリでも見えてきたら、家族や仲のいい友人に話してみましょう。
論理的に大きく飛躍してなければ、とりあえずOKです。
関連 仕事で何がしたいか分からない20代へ!転職の前に知っておきたいこと
自分にしかない強みを見つける
転職を考えている方は、強みが活きる環境に転職しましょう。
世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方では、「好きなことを見つける前に得意なことを見つけるのが必ず先」と述べられています。
成功は必ず強みによってしか生まれないので、好きなことよりも前に、自分にしかない強みを見つけましょう。
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まとめ:配属ガチャに失敗して辞めるなら早い方がいい
配属ガチャは、大企業に入社した人の宿命とも言えます。
具体的な解決策がないので、うつ病になるぐらいに辛い方は転職を検討しましょう。
幸い、新卒1~3年目までは第二新卒として転職活動ができます。
未経験の仕事や興味のある業界にも転職しやすいので、辞めるなら早い方が断然おすすめです。
具体的な転職活動の進め方については、下記記事を参考にしてください。