なぜおとなしい人が突然辞めるのか?真面目な人が急に辞める3つの理由
おとなしい人ほど突然辞める理由はなぜ?
辞める前の兆候はある?
急に辞めるのは迷惑かな?
このようなお悩みを解決します。
実は、おとなしい人は会社へ何の不満もなく過ごしているわけではありません。
ストレスが溜まりつつも退職について相談しないため、「突然退職した奴」と見られるだけです。
むしろ空気を読めていないのは、退職したいことにすら気づかない人たちです。
この記事を読めば、おとなしい人ほど突然辞める理由を理解し、自分がいざ退職する際の準備ができるようになります。
まともな人から辞めていく会社で働いている人は、下記記事をあわせてお読みください。
おとなしい人が突然辞める理由3選
おとなしい人はまじめで、責任感が強い傾向にあります。
ではいったい、なぜそのような人が突然退職を告げる事態になるのか。
おとなしい人が突然辞める理由を3つ紹介します!
ストレスが限界を迎えたから
おとなしい人は、日常的にストレスを貯めやすい性格です。
- 断れない性格から仕事量が増える
- 言い返さないから上司に強く当たられる
- 常に周りに気を配っている
そんなストレスが、心と身体の健康を蝕んだ時に「もうここにはいられない」と退職を決断します。
一度退職を決断すると止まることはありません。
社内に相談する相手がいなかったから
おとなしい人が突然辞めるのは、社内で退職の話をしなかったからです。
社内の噂は一瞬で広まりますが、誰にも話さなければ関係なし。
おとなしい人は会社を交流の場ではなく、仕事の場と割り切ってるからあまり深い関係を持たないことも多いです!
引き止められるのが面倒くさいから
退職の話をすると、上司は必ず引き止めてくるイメージがありますよね。
上司は辞められると自分の評価が下がることもあるので、
- 「ここまで育てるのに会社はどれだけのコストを費やしたと思ってるんだ!」
- 「せめてあと1年、いや3ヵ月はいてほしい」
- 「幹部候補として期待していたのに」
- 「残されたみんなの気持ちはどうするんだ」
などときれいごとを並べて退職を阻止してきます。
そんな面倒なやりとりが目に見えてるから、おとなしい人は辞める意思を決めてから退職を伝えます。
仕事を急に辞める人の特徴5選
おとなしい人は、誰にも相談せずに退職しますが自分の中で心は決めています。
その心が行動に表れることがあるので、辞めそうな部下や同僚がいる人はよく観察してみましょう。
急に辞める人の特徴は次の5つです。
真面目な人が急に意欲的じゃなくなる
以前はバリバリ働いていた人が、与えられた仕事だけしかしなくなった時は、突然辞める可能性が高いです。
既に退職を決めているため、「頑張らなくても給与は変わらないし、昇進を目指す必要もないし」と腹をくくってます。
当然、仕事に意欲はないので定時帰りや飲み会への参加率も下がることでしょう。
雰囲気が落ち着いてきたら、突然辞めるかもしれません。
愚痴や不満を言わなくなる
突然辞めようと決意してる人は、変わらないことに嘆かなくなります。
「あと数か月でおさらばするからどうでもいいや」という状態になっているため、愚痴や不満が減ります。
機嫌が良さそうだなと感じた時は、単に愚痴や不満を話す労力を割いていないだけです。
これから退職する人は、無駄なことをどんどんしなくなります。
半休や有休取得の頻度が増える
突然辞める人は、転職活動のために半休の取得回数が多くなります。
大抵、企業の面接は平日に行われるので、半休をうまく活用して面接をしています。
優秀な人ほど、「歯医者に行く」などのちょうどいい嘘をつきます。
休む頻度が多くなった時は、突然辞める可能性が高いです。
会社の行事に参加しなくなった
会社の飲み会や行事への参加率が減った場合も、突然辞めるサインです。
社内での評価や世間体を気にすることもないので、勝手と思われるような行動もとります。
社内のイベントごとだけでなく、ランチの誘い等も断り始めたらいつ辞めてもおかしくありません。
いつも以上にノリが悪いな?と感じた時は、突然辞める兆候かもしれません。
デスクの私物が減った
突然辞めるためには、入念な準備が必要です。
いつ辞めてもいいように、デスクの私物を少しずつ自宅に持って帰っているケースは要注意。
特に理由もなく大きめの荷物がなくなった時は、突然辞める可能性が高いです。
仕事を突然辞める方法
退職を決意しても、「明日から出社しません」と基本的には言えないのが社会人。
上司に退職を告げたり、引継ぎの準備をしたりと退職まで約1か月間は働き続けなければいけません。
そこで本章では、仕事を突然辞めるために必要なことを紹介します。
就業規則を確認しておく
会社を辞める際は、退職の希望日から逆算して1ヶ月~3ヶ月前に伝えるのが一般的です。
法律上は2週間前に退職を告げればOKですが、一般的な社会人のルールや就業規則には1か月前の申し出がほとんどです。
この期間は、会社の就業規則に記載されているので、原則その通りにしましょう。
引継ぎの期間が長いと、既に転職先が決まっても内定取り消しになることも考えられるので、早めに就業規則は確認しておきましょう。
有給の残日数を確認しておく
退職する際は、有給を必ず使い切りましょう。
日本人的な考え方で、「辞めるのに有給を取るのが気まずい」と感じる人もいますよね。
年次有給休暇とは、法律で定められた労働者に与えられた権利です。
以下、2つの要件を満たした時、年次有給休暇を取得することができます。
- 半年間継続して雇われている
- 全労働日の8割以上を出勤している
退職日のギリギリまで働く必要はありません。退職日を設定したら、後は有給を逆算して使えばOKです。
損をしないためにも、有給の残日数を確認して退職日を設定しましょう。
直属の上司に退職の旨を伝える
仕事を辞めるためには、直属の上司と話し合う必要があります。
退職の相談ではなく、意思決定の伝達です。
仮に引き止められた場合は、どうにもならない理由を伝えて退職しましょう。
退職理由を聞かれた際には、「結婚」「親の介護」「友人との起業」などがおすすめです。
- 結婚をすることになり、パートナーが仕事を辞めてほしいと言っている
- 実家の手伝いをすることになった
- 会社を辞めて介護してほしいと言われた
これらの理由はすべて作り話ですが、何の問題もありません。
表面上の円満退職を目指したい人は、上記のような適当な退職理由を伝えましょう。
退職の引き止めを論破したい人は、下記記事をあわせてお読みください。
転職先を決めておく
仕事を突然辞めるためには、転職先を決めておくのが安心です。
次を決めずに退職すると、転職先が決まらなかった時に不安になります。
大して魅力的じゃない会社に転職するのは、絶対にNGです。
じっくりと腰を据えて転職活動をするためにも、仕事を辞める前に転職先は決めておきましょう。
転職先が決まっていると上司への退職報告も滞りなく済ませることができます!
転職先を素早く決めたい人は、転職エージェントを活用しましょう!
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退職代行サービスを使う
上司に退職を引き止められたり、引継ぎが長すぎたりする人は、退職代行の活用がおすすめです。
法的には「退職2週間前」に退職の意思を伝えればいいので(年俸制等、例外あり。)、辞めづらい人は2週間後に辞める旨を、退職代行を使って伝えましょう。
その後は有給消化なり無断欠勤なりでOKです。
退職代行をおすすめできる人は、以下に当てはまる人たちです。
- 上司が聞く耳を一切持たない
- 転職先の入社日が迫っている
- しつこい引き止めに心が折れそう
2~3万円程度の費用をかけるだけで退職に関わる手続きを代行し、心身的なストレスからも解放してくれます。
代行業者が間に入って連絡を取るので、気まずい思いをする心配もありません。
とはいえ、どの退職代行サービスを選べばいいか分からない人も多いと思います。
そんな方向けに、退職代行を目的別に選べるフローチャートを作成したのでぜひ参考にしてください。
- 実績が一番!…退職代行ニコイチ
- とにかく安く!…退職代行モームリ
- 安心して辞めたい!…退職代行ガーディアン
- 後払いがいい!…辞めるんです
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安心して利用できます。
突然辞める人は迷惑?に対する答え
仕事を突然辞めると言うと、「他の人にかかる迷惑が分からないのか」「残された人たちの気持ちはどうするんだ」と言ってくる人いますよね。
おとなしくて優しい人は、真面目に対応してしまいがちですが無視して問題ありません。
自分で決めたことに自信を持って、次のステップに進みましょう。
本章では、突然辞めるのは迷惑にならない理由を3つ紹介します。
順番に解説します。
心と身体の健康が最優先だから
会社を辞める決断に至ったのは、何かしら理由があるはずです。
パワハラされたり、薄給で長時間働かされ続けたりなど心身のどちらかが「ここで働きたくない」と叫んだ証拠ですよね。
我慢の限界を迎えていることもつゆ知らず、「なぜ急に辞めるんだ!」「迷惑だと分からないのか」と言ってくるアホはいまだにいます。
真面目に対応するとこっちが疲弊するだけなので、さっさと辞めるのが先決です。
心と身体の健康以上に大切なものはないので、ヤバい会社からはさっさと転職しましょう。
会社はあなたがいなくなっても変わらないから
語弊を恐れずに言えば、「あなたにしかできない仕事」はありません。
「自分がいなくなったら迷惑がかかる」は、余計な心配です。
これは平社員も管理職も同じです。
自分がやっていた仕事は、誰かが必ず代わりを務めます。それが会社というものです。
上司の言葉を真に受けて、退職や転職に罪悪感を抱かないようにしましょう。
仕事を急に辞めても損害賠償はほぼ発生しないから
仕事を急に辞めると言うと、「損害賠償が発生するのでは?」と不安に感じる方も多いですよね。
ですが、ほとんどの場合、損害賠償を請求されるケースはありません。
つまり契約期間に定めがない場合は、2週間前までに申し出れば退職が可能です。
ただし、有期雇用の場合や退職に伴い勧誘や引き抜きを行ったり、会社支援の研修後に短期間で退職した場合は、規約違反として損害賠償を請求される場合もあります。
このような状況ではない人がほとんどかと思うので、損害賠償を請求されるケースは稀と言えます。
不安な場合は就業規則を確認しておこう!
おとなしい人や真面目な人が急に辞める会社は危険?
おとなしい人や真面目な人が活躍できない会社に勤め続けるのは、危険性が高いです。
本章では、真面目な社員が突然辞めてしまう会社の危険性について解説します。
まともな人から辞めていく会社の危険性については、下記記事をあわせてお読みください。
社内の風通しが悪い
社内の風通しが悪い会社は、働き方についての相談がしづらくなっています。
こっちの意見が通ることがほぼないので、「どうせ言っても無駄だな」と思って突然の退職に至ります。
アットホームな職場と謳ってる企業に限って、トップダウン型の働き方なんてこともあるあるです。
今のご時世、社員が会社を選べる時代なので、風通しが悪い会社は淘汰されていくことでしょう…。
真面目な人ほど損をする
真面目な人が損をするような仕事内容だと、やる気がぷつんと切れます。
会社などの組織にいると、どんなに頑張っても給料が上がらず、正当な評価をしてもらえないことは往々にしてあります。
頑張っても報われない環境にいると、当然モチベーションは上がりません。どうせ給料は上がらないしな…と思うと、仕事の質も下がります。
責任だけが増えていくので、サラリーマンを辛いと感じる人も多いです。
仕事に意欲を出すことが無駄に思えてきて、与えられた仕事をこなすだけになります。
将来性に期待が持てない
会社の平均寿命は23年と言われ、安全な船に乗り換えることは合理的な選択です。
- 業界全体が縮小している
- 働かないおじさんが蔓延してる
- 社員の会話が愚痴ばかり
- 尊敬できる上司がいない
このような状況だと、会社に期待が持てないのも当然です。
会社の将来性に期待が持てなければ、まともな人は離れていきますよね。人生100年時代と言われ、転職が当たり前になっています。
転職すべきか残るべきかの判断基準については、下記記事を参考にしてください。
なぜエース社員や優秀な人ほど突然辞めるのか
優秀な人ほど、何も言わずに退職をします。
優秀でまともな人が突然辞めるのは、別に特別な才能があるからではありません。
頭で考えた結果、「今の会社に見切りをつけたほうがいい」と判断して行動しているだけです。
今の自分の力量と会社の将来性を天秤にかけた結果、退職の決断を早めにしています。
とはいえ、仕事を急に辞めるのは勇気が必要なのも事実。
多くの人は、「今の仕事は嫌だけど転職できる保証もないしな」「転職先がブラックだったら嫌だ」と行動しない理由を考えて、現状維持の選択をします。
優秀な人が行動できるのは、自己分析を通じて強みややりたいことを探しているからです。
世間体ではなく自分の心の声に従っているからこそ、迷うことなく行動ができます!
とはいえ、「自分には得意なことがない」「仕事で何がしたいか分からない」と感じる方も多いですよね。
そんな方には、無料の自己分析ツールを通じて、強みを発見する方法をおすすめしています。
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おとなしい人が突然辞めるときによくある質問
おとなしい人が突然辞める会社は見切りをつけるべきですか?
おとなしい人が突然辞める会社は、風通しの悪い会社の可能性があります。
すぐに辞める必要はありませんが、見切りをつけるべきかは常に考えておきましょう。
詳しくは、「見切りをつけて逃げた方がいい会社の特徴11選」をあわせてお読みください。
部下に急に辞めると言われたらどう対処すればいいですか?
まずは、話を聞くことから始めましょう。
頭ごなしに否定しても、退職の意思が変わる可能性は低いです。話をして改善できそうな点があれば、積極的に取り組むことが大切です。
仕事を辞めた方がいいサインはありますか?
- 自分の存在価値を疑った時
- 新人にあたりが強い時
- 会社がなくなればいいと思ってる時
- 誰にも会いたくない時
- 仕事が楽しみな日が1日もない時
- 怒られても何も思わなくなった時
- 成長したいと思わなくなった時
- 会社に期待が持てなくなった時
- 会社を辞めて欲しいサインを感じた時
- 社内のまともな人から辞めていく時
まとめ:真面目な人が急に辞める会社は離れた方がいい
今回は、おとなしい人が突然辞める理由や特徴について解説しました。
おとなしい人が突然辞めるのは、ストレスに耐え切れず、会社への忠誠心もないからです。
不満や愚痴を通じて察知することもできますが、おとなしい人はそれをしません。
周りは驚くことも多いですが、おとなしい人はかなり前から退職を検討しています。
上司に退職を言い出しづらい人は、退職代行を使ってサクッと辞めるのも一つの方法です。
有給休暇も消化できるので、かなり利用価値が高いサービスです。
退職代行については、下記記事をあわせてどうぞ。
少しでも参考になればうれしいです。それではっ!