転職した方がいいサイン13選&辞めた方がいい会社と人の特徴を紹介
自分でも信じられないようなミスを連発する、突然涙が溢れる。
実はこれ、転職した方がいいサインかもしれません。
「疲れているだけだよね」「涙もろくなってるだけ」と言い聞かせるのは、かなり危険です。
転職した方がいいサインを無視して働き続けると、その後の人生にも大きな影響を与えてしまいます。
とはいえ、「今の仕事を続ける以外考えられない」「転職しても辛い思いをするなら今のままでいい」と感じる方も少なくないですよね。
そこでこの記事では、転職したほうがいい人の身体にあらわれる危険なサインと転職の不安を減少させるためのポイントについて、私の実体験をもとに説明します。
身体に不調があらわれたら、「これ以上、今の状態を続けてはいけませんよ」と言っている危険なサインです。
何より大切なのは、そろそろ「会社の辞め時」だということを自覚することです。
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転職した方がいいサイン13選
ここでは、仕事が限界の時にあらわれるサインについて解説します。
以下の状況に当てはまる時、身体には危険なサインが出ています。
順番に解説します。
自分でも信じられないようなミスを連発する
自分でも信じられないようなミスをする。取り返そうと思っても、さらにありえないミスを重ねる。ちゃんとしなきゃと焦るほど、ミスが増えていく。
このような自分でも信じられないようなミスを連発する時は、頭が回っていない危険な状態です。
眠りが浅かったり、寝付けなかったりなどの原因があることが多いです。
他には、そもそも論として今の仕事が向いていない可能性もあります。
元々向いてない仕事をして、ミスを指摘されて脳が委縮し、それが新たなミスに繋がっているかもしれません。
仕事は、得意な領域で戦うのが基本です。
今の仕事が合わないと感じたら、上司に打診して部署移動するなり、転職を検討するなどして、のびのび働ける場所を探しましょう。
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突然涙が溢れた
ストレスで涙が出る人は心が限界を迎えています。
これは、強烈なストレスを受けた状態が長く続くと起こる症状です。
ただ、涙を流すことはけして悪いことではありません。心の防衛本能が働いた結果と考えられています。
- 心のモヤモヤを浄化させる効果
- 副交感神経が優位になる
- 周囲のサポートを呼び込む
悲しい時や苦しい時は、痛覚がマヒしています。
そのような状態だと、キャパがいっぱいになって、ちょっとした非難や優しさに触れただけでも過敏に反応します。
ストレスフルな毎日が続いて、涙が溢れた事実を見逃さないようにしましょう。
家に帰るとぐったりする
家に帰ってから、「ぐったり座り込んで、やっとの思いでシャワーだけ浴びて寝るだけ」「オフの日も最低限の家事しかできない」とオンオフの切り替えがうまくできない方は多いと思います。
実は、こうした人たちは「ヘトヘト=労働過多」がデフォルトになっていて大変危険です。
職場の同僚や親しい先輩に現状を素直に話しましょう。
「仕事の量を見直そう」「分担できる業務はないかな」など、解決策を考えてくれる会社が多いと思います。
逆に、相談してもなんの改善もしないような会社は、早めに見切りをつけたほうがいいかもしれません。
関連 見切りをつけて逃げた方がいい会社の特徴11選【優秀な人が必ずやる準備】
会社に近づくだけで動悸がする
「職場に近づくとお腹が痛くなる」「動悸が激しくなっている」などの症状が出ている方は、アドレナリンが身体を駆け巡っている証拠です。
出社時に動悸がするほどアドレナリンが分泌されている時は、いら立ちや恐怖や圧迫感など、ネガティブな感情に影響されている可能性が高いです。
深刻度がかなり高めの症状
対処法は、会社に到着したあとのあなたがどのような状態になるかによって異なります。
- 社内でも動悸がひどい場合…早めに病院に行って治療を受ける
- 会社に到着するとドキドキが収まる…できるだけ刺激を避け、リラックスした環境で通勤するように心がける
とにもかくにも、自分の身体と心の健康を一番に考えて行動しましょう。
休職や退職を検討して物理的に距離を置くことができれば、すぐに動悸や冷や汗がなくなる人もいます。
関連 仕事辞めてもなんとかなる3つの理由!20代で退職した僕の本音を公開
睡眠の質と量が悪すぎる
仕事のことで心や体が疲れている人に、チェックしてもらいたい体のサイン が「睡眠の質と量」です。
あなたは最近5日間、途中で目覚めることなく、7時間30分以上の睡眠をとれていますか?
ひと言で「不眠」といっても、症状のあらわれ方には4つのパターンがあります。
- 入眠障害…「早く寝なきゃ」と布団に入っても、なかなか寝つけない。
- 中途覚醒…眠りが浅く、トイレへ行きたいわけでもないのに途中で何度も目が覚める。目が覚めるともう一度、寝入るまでに時間がかかる。
- 早朝覚醒…起きようと思っていた時間より2時間以上も前に目が覚めてしまう。
- 熟眠障害…よく寝たはずなのに、朝になって起きてもスッキリしない。疲れが残っている。「起きなきゃ」と思うのに、なかなか起きられない。
今後、医師に相談する際処方などの判断をしやすいので、症状の現れ方を確認しましょう。
不眠に陥ると意欲や集中力が低下したり、倦怠感や食欲不振に悩まされたりする
そのため、日中に会社で働こうとしてもうまく頭が働かず、業務に支障をきたすケースが少なくありません。
医師に相談して、ストレスフルな毎日から抜け出すことが一番の治療法です。
「転職までとりあえず一年間は頑張らないと…」と無理をしている方は、下記記事を参考に転職の準備を始めましょう。
耳鳴りがする・耳が聞こえにくくなった
耳鳴りがするようになったり、急に耳が聞こえなくなったりする耳鼻科系の危険サインもあります。
症状としては、「ゴーッ」「ボー」という感じの低い音の耳鳴りが聞こえ、それに伴って主に低音が聞きにくくなります。
難聴までは至らなくても、耳鳴りが強くなったり、めまいが起きやすくなったりするケースは数多くあります。精神的なダメージが蓄積している時は、身体の感覚が過敏になりやすいのです。
引用:この会社ムリと思いながら働くあなたへ
このような症状がある方は、耳鼻科と並行して、心療内科や精神科で治療を受けることが望ましいです。
すぐに微熱が出る
一般的に微熱とは、37.5度までの発熱を指します。
体温がいつもより高いため、身体はいつもより多くのエネルギーを消耗します。倦怠感や寒気、発汗などが一緒に起きる場合も、危険なサインです。
微熱の原因としては、一般的な風邪に加え、「心因性発熱」の可能性もあります。
37.5度近くの微熱が1週間以上続く種類と、緊張が高まったとき急に40度近くの熱が出る種類がある
心因性発熱の原因は、ストレスです。
1ヶ月以上微熱が続いたり、風邪の時に飲む薬を飲んでも治らない方は、内科ではなく心療内科や精神科を受診しましょう。
モチベーションが上がらない
仕事のモチベーションは浮き沈みがあるものです。
しかし、一向にモチベーションが上がってこなかったり、仕事に対する意欲や興味が削がれたりする状態が続く場合は転職した方がいいサインです。
今の会社に居続けても、我慢することが目的になって時間を無駄にしてしまう可能性が高いです。
詳しくは、「仕事のモチベーションが切れた!完全にやる気を失ったと感じる3つの場面」をあわせてお読みください。
散財が止まらない
仕事のストレスを散財で発散している人は、転職した方がいいサインが出ています。
適度に心を休める意味での浪費は問題ないですが、散財することが目的になると危険です。
一瞬ストレスが消えても、また仕事が始まれば沸々とストレスが湧いてきます。
根本的な解決策にはつながってないので、お金が貯まらないだけでなく無力感も抱いてしまいます。
ふとした時に働く意味を考えてしまう
仕事が充実している人は、働く意味について特に考えることはありません。
「なんのために仕事をしているんだろう」「そもそも働く必要なんてあるのか?」と考えてしまう人は、今の仕事に満足できていない証拠です。
仕事に追い詰められている状況なので、あまり無理をしないようにしましょう。
会社に自分がいる価値を感じない
いつもルーティン化された仕事をしている方は、会社に自分の存在意義を感じづらいと思います。
仕事とはいえ、やりがいを持って働くことができれば自然と楽しく充実した毎日を過ごせるようになります。
しかし、「自分じゃなくてもできる仕事」や「会社に大切にされていない」と感じると、存在意義が薄れて働く意味を見失ってしまいます。
なんだかんだ人間は必要とされてる実感が必要なのかもね…。
会社が滅びてほしいと強く思う
「仕事に行きたくない」「明日は休みたい」とだれしも一度は思ったことがあると思います。
しかし、「明日隕石が会社に落ちないかな」「地震で潰れないかな」と考えてしまう人は、危険な状態です。
不吉なことを会社に望んでいる場合は、転職した方がいいサインが出ています。
休日に仕事のことが頭から離れない
せっかくの休日にもかかわらず、仕事のことが常に頭にある状況は大きなストレスがかかっています。
私自身、営業職だったため休日でも取引先から電話がかかってきました。常に携帯を持ち歩いて対応しなければいけなかったため、休みが休みの気分にはなれませんでした。
オンオフの切り替えができないと、段々と精神的に追い詰められてしまいます。
転職した方がいい会社の特徴
ここでは、今すぐ転職した方がいい会社の特徴を3つ紹介します。
見切りをつけた方がいい会社の特徴については、下記記事をあわせてお読みください。
パワハラやセクハラが横行している
今の時代、パワハラやセクハラが残る会社は、速攻で辞めた方がいい会社です。
パワハラやセクハラは自分で解決できないので、頑張っても無駄になる可能性が高いです。
心がぶっ壊されてしまう前に、後ろを振り向かず全力で逃げ出しましょう。
業界が衰退している
近年、利用者が減少している衰退業界は、今後ブラック化がどんどん進みます。
ブラックな環境に嫌気を刺した社員がまた一人と辞めていくので、さらに待遇が悪化します。
給料が長年上がっていなかったり、仕事量だけが増えて大変になったりしている会社は要注意です。
逆に、これから伸びしろがある転職した方がいい業界については、こちらの記事をチェックしてください。
まともな人から辞めていく
まともで優秀な人たちは、
- 会社の将来性に期待が持てない
- 評価制度が曖昧
- 年功序列の古い体質
- 仕事にやりがいを感じない
- 社長のワンマン経営に疲れた
などの理由で会社に見切りをつけます。
そして、まともな人ほど「親の介護」とか適当な理由をつけて退職します。
引き止められないために、賢い人は退職理由を偽ります。
まともな人が辞める原因については、「まともな人から辞めていく本当の原因【優秀な人から辞める謎】」もぜひ一緒に合わせてお読みください。
転職した方がいい人の特徴
転職した方がいい人の特徴は、以下の通りです。
順番に解説します。
強みを活かせてない
仕事で大きな成果を上げるためには、得意なことを仕事にする必要があります。
経営学者のピーター・ドラッカーは「強みのみが成果を生む。弱みはたかだか頭痛を生むくらいのものである。しかも弱みをなくしたからといって何も生まれはしない。強みを活かすことにエネルギーを費やさなくてはならない」と言っています。
弱みを補う努力は捨てて、強みが活きる環境に転職した方が成果は出やすくなります。
とはいえ、「自分には得意なことがない」と感じる人も多いですよね。しかし、得意なことがないのではなく見つけ方を知らないだけです。
誰にでも得意なことはあるので、気付いてあげる作業が必要なだけです。
得意なことの見つけ方については、下記記事をあわせてお読みください。
今の会社に期待ができない
今の会社に変わる余地がなく、期待ができないと感じる人は転職を検討しましょう。
入社する前は「会社の良い部分」が見えますが、実際に働くと会社のリアルが見えてきます。
残業が多かったり、上司が疲弊したりしていると、「この仕事を続けるのは難しいかも…」とイメージがわかなくなります。
実際私が新卒で入った会社も、残業40時間を超えて疲弊している人が多かったです。
先輩のようになりたくないという思いから、転職を決意しました。
転職すべきか残るべきかの判断基準については、こちらの記事をチェックしてください。
やりたいことを仕事にしたい
今の仕事を辞めたい人は、「本当にやりたいこと」を見つける作業を行いましょう。
「自分がこう生きたい!」という自分の人生の目的と、「人にこんな影響を与えたい!」という仕事の目的、これが1本の線で繋がっている時が仕事に夢中になることができます。
引用:世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方
大切なことは、転職サイトを使って「年収アップする仕事」を探すことではありません。
心の底からの自分の声に従って、行動を起こすことです。
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【超簡単】転職した方がいいか診断する方法
今、転職して環境を変えるか悩んでいる人でもすぐに行動に移すのが難しいと感じる方も多いですよね。
「転職した方がいいサインには当てはまったけど一応今の仕事でも成果は出ている」「新たに人間関係を構築するのが面倒」という話もよく聞きます。
そこで、転職した方がいいか判断できる簡単なフローチャートを作成しました。
まず、現状「体調やメンタルに影響が出そう」な場合は、すぐに環境を変えてください。
悩んでいる時間はありません。「次はどんな仕事にしよう」と考えるのではなく、すぐに今の環境から逃げて心と身体を休めることが大切です。
一刻も早く逃げて安全地帯に立ってから、やりたいことや得意なことを見つける努力をしましょう。
そして、現状「体調やメンタルは崩さなそう」と感じる人は、転職前に大切にする価値観を整理しましょう。
具体的には、以下のステップで重要な価値観を深掘りすることができます。
- 理想の未来をイメージする
- 理想の未来とのギャップを書き出す
- ギャップを埋めるための最優先事項を考える
私の場合、「副業の時間が取れるワークライフバランスが整っている」「副業とシナジーが生まれる仕事」「怒鳴る上司がいない会社」などがリストアップされました。
大切にする価値観に正解はありません。
自分が大切にすることを炙り出しておくことが大切です。
転職するべきかもう少し深掘りしたい人は、下記記事にて診断を紹介しているのであわせてどうぞ。
仕事を辞めて転職活動をする際のポイント
転職した方がいいサインが出ている人は、かなりのストレスを抱えている状態です。
会社の辞め時に気付くことができたなら、一日でも早く会社を辞めるための行動を起こしましょう。
そこで本章では、自分を追い詰めずに転職活動をするポイントを解説します。
順番に解説します。
やりたいことより強みを探す
慌てて転職活動を始めると、「何が本当にやりたいことか分からない」と悩んでしまうケースが多々あります。
しかし、好きなことを仕事にしても、毎日楽しいことばかりとはいきません。面倒なことや気乗りしない作業も当然あります。
なので、自分の内側からやりたいことを探すのではなく、あなたが本来持っている強みを仕事にするとストレスがグッと減ります。
世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方でも、「好きなことを見つける前に得意なことを見つけるのが必ず先」と述べられています。
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転職した方がいいサインに関してよくある質問
転職しない方がいいサインは?
転職しない方がいいケースは、他人軸が判断基準になっている場合です。具体的には、「辞める明確な理由がない」「周りに流されてる」場合は、転職しない方がいいです。
転職する人の前兆は?
まとめ:転職のサインはスピリチュアルじゃない!
今回は、転職した方がいい人に出る危険なサインについて解説しました。
転職のサインはスピリチュアルなんかではなく、心と身体に実情として表れています。
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少しでも参考になればうれしいです。それではっ!!