なぜ自己分析が気持ち悪いのか?元社畜が3つの理由と対処法を解説


自己分析をすると気持ち悪く感じる
そもそも自己分析って必要なの?
自己分析を簡単にやる解決策が知りたい。
このようなお悩みを解決します。
実は、就活や転職活動で自己分析をしておかないと、入社後に苦労します。
なぜなら、本心を隠した気持ち悪い自己分析をしても、ボロが出るからです。
私もかつて、企業に合わせた自己分析を行いました。その結果、新卒9ヶ月で退職して人生ドロップアウトしかけました。

自己分析をやり直した今は、得意と好きが重なるフリーランスの仕事をしています。
この記事では、自己分析が気持ち悪いと感じる原因と対処法について解説します。
結論、自己分析は就活をするなら必須です。入社後に「こんなはずじゃなかった」とならないためにも、必ず自己分析を行いましょう。
どうしても自力で自己分析ができない方は、20種類以上の自己分析ツールを試した私がおすすめのツールをランキング形式で紹介しているのであわせてどうぞ。

自己分析を気持ち悪いと感じる原因
就活や転職の際に自己分析を気持ち悪いと感じるのは、以下の事柄が原因です。
順番に解説します。
企業にいい顔をしてるから
企業にマッチした人材を演じようとすると、途端に自己分析が気持ち悪くなります。
御社を志望した理由は~、御社の○○に惹かれて~などなど、もっともらしい言葉を並べるのは、就活や転職活動の常とう手段です。
しかし、企業にいい顔を見せるだけだと入社してから自分自身のギャップに苦労します。
いい人を演じすぎた結果、「面接の時と違うじゃん…」と思わぬ形で評価が下がることもあります。

本音をうまく言い換えるなどして、企業にいい顔をしすぎないことが重要です。
長所ではなく短所に目がいくから
自己分析をすると、欠点やコンプレックスがどんどん出てきて「自分には良いところがない」と感じてしまいます。
ですが、短所と長所は表裏一体です。
オリジナルのキャラを作るためには、ネガティブな面に光を当てることが大切です。
無口⇒一人でコツコツ没頭することが資質
臆病⇒現実的にリスクを潰し、確実に進める策を練れるのが資質

反対側を考えると、意識してなかった資質が見えてきます。
やりたいことが見つからないから
やりたいことの正体は、情報が9割です。
仕入れた情報を通じて「頭で考えて」導くのが、「やりたいこと」の正体です。
仕事で何がしたいか分からない人は、やりたいことを見つける訓練が必要です。
- 大事なこと=自分は何のために働くのか
- 好きなこと=自分はどんな分野で働くのか
- 得意なこと=自分はどんな強みを使ってどうやって働くのか
この3つの要素を組み合わせて、2つの公式が生まれます
- 好きなこと×得意なこと=やりたいこと
- 好きなこと×得意なこと×大事なこと=本当にやりたいこと
詳しいやり方が気になる方は、下記記事をあわせてお読みください。

自己分析が気持ち悪くてできない人の対処法
自己分析が気持ち悪くてできない人の対処法は、以下の通りです。
順番に解説します。
自分だけの軸を見つける
就活や転職活動で実現したい最優先事項が決まらないと、前に進みません。
やりがいなのか、年収なのか、ワークライフバランスなのかは人によります。

仮に内定をもらっても、何かしら嫌なことが起きた時に転職を繰り返してしまいます。
では一体、どのように軸を見つければいいのか。簡単に軸を見つける方法は、次の3ステップです。
- 理想の未来をイメージする
- 理想の未来とのギャップを書き出す
- ギャップを埋めるための最優先事項を選ぶ

この方法は、転職系ユーチューバーのサラタメ氏が自著「シン・サラリーマン」内で紹介した方法です。
私が書いたものを一部紹介します。

10年後のイメージがしづらい人は、「こんな10年後は嫌だ」から考えるのもありです。
現状と未来を考えることで、自然と転職の軸が見えてきます。

マインドマップを使えば、簡単に思考の整理ができます。

長所に目を向ける
キャリアで成功をつかみ取るためには、強みを生かすことが重要です。
例えば、電話が苦手なら電話が無い仕事に転職しましょう。わざわざ苦手な場所で戦う必要はありません。
とはいえ、「自分の何が長所か分からない」「長所なんて考えたことがない」と思う方もいますよね。
そんな方におすすめなのが、自己分析ツールを使ってゲーム感覚で長所を知る方法です。

私は20種類以上の自己分析ツールを受けて、自分だけの強みに気づくことができました!
目的別におすすめのツールを紹介します。
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もっと詳しく知りたい方は以下の記事を参考にどうぞ↓

どんな状態が幸せか知る
転職の思考法では、世の中の人間には2パターンいると主張しています。
- to do(コト)に重きを置く人間…何をするのか、で物事を考える。明確な夢や目標を持っている
- being(状態)に重きを置く人間…どんな人でありたいか、どんな状態でありたいかを重視する
「心からやりたいこと」を追い求める人は多いですが、99%の人間がbeing型の人間です。
つまり、ほとんどの人が考えるべきは「本当にやりたいこと」よりも「どんな状態でありたいか」を知ることです。
心の底からやりたいことを見つけるのではなく、「あ、これいらないわ」といった取捨選択ができるようになることが自己分析です。

自己分析をする時は、「自分は人生をかけて何をしたいのか?」と深く考えなくてOK!