

こんにちは、あんとにおです。
当ブログは、新卒特有の悩みや、第二新卒の転職で役立つ情報をメインに発信しています。ブログ開設から1年半で、月間3万人以上に読まれるブログへと成長しました。
そして、ブログを運営するなかで気づいたことがあります。
それは、転職のリアルな体験談が少ないことです。
たしかに、企業が運営するメディアの中にも転職体験記は存在します。しかし、多くの場合は転職時に使った転職サイトや転職エージェントをヨイショしてるものばかりで実際の流れは書かれていません。
リアルな第二新卒の体験談がないことに不満を覚えたので、自分の体験談を書くことに決めました。
この記事では、第二新卒として転職活動をした私が役立ったサービスやエージェントとの面談で感じた現実について解説します。
この記事を読むことで、第二新卒の転職活動の流れがわかり、安心して転職活動に取り組むことができます。
他の人はこちらも検索
UZUZ
公式 https://uzuz.jp/
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第二新卒とは、「新卒入社の3年以内に転職する若者」を一般的に指します。
法的な意味はありませんが、世間一般としては上記の定義です。
そんな第二新卒ですが、ネット上では体験記が少ないため、参考になる情報が得られません。
当サイトでは、実際に第二新卒をした人の体験談を募集し、ブログ記事として公開しています。
どのような思考回路をたどって転職を決意し、転職を成功させたのかについて分かります!
今後も第二新卒の転職体験談は拡充予定なので、自分と似た境遇の体験談をぜひ参考にしてください。
まず、第二新卒の転職活動をするのが初めての方向けに、就活との違いを表にまとめました。
新卒 | 中途(第二新卒) | |
---|---|---|
採用方式 | 一括採用 | 通年採用(不定期) |
求められるスキル | なし | 最低限のビジネスマナー |
情報収集 | 大学や大手人材サービスの力を借りる | 自分自身で行う |
面接 | 集団面接→個人面接 | 個人面接 |
選考期間 | 3ヶ月~半年 | 1ヶ月程度 |
入社時期 | 4月 | 内定後数週間~2ヶ月程度 |
研修 | 長期間 | 短期間 |
第二新卒は新卒と違い、「募集時期が分散しやすく」「面接の日程調整が面倒」「内定の保留が難しい」「退職手続きが面倒」などのデメリットがあります。
そのため、大枠のスケジュールを把握し、どんなステップがあるのか、どれくらいの時間がかかるのか知ることがとても重要です。
期間はざっくり4~6カ月を見込んでおくと安心です。
具体的な転職活動の流れやステップについては、下記記事をあわせてどうぞ↓
第二新卒がスムーズに転職先を見つけるためには、転職サービスを上手に活用しましょう。
具体的には、転職サイトと転職エージェントを使うと忙しい人でも効率的に転職活動をすることができます。
何からしたら始めればいいか分からないという方は、求人を見ることから始めましょう。
私が実際に使った転職サービスを紹介します。
第二新卒におすすめの転職サイトは以下の通りです。
doda(デューダ)
公式 https://doda.jp/
転職者満足度№1!全国の求人に対応
リクナビNEXT
公式 https://next.rikunabi.com/
転職活動者の8割が使用!幅広い求人が魅力
求人同士を比較検討しやすくなるので、マイナーな転職サイトよりも大手を使うのが断然おすすめです。
世の中にどんな求人があるのか知ることで、選択肢が広がります。
自力で検索するのが大変な人は、次に紹介する転職エージェントにも登録しておきましょう。
転職エージェントとは、求職者と企業をマッチングさせるビジネスモデルです。求職者は、無料で質の高いサポートが受けられます。
転職サイトと転職エージェントの違いを簡単に表にまとめました。
サービス | メリット | デメリット |
---|---|---|
転職サイト | 自分のペースで求人を探せる 求人の比較検討ができる | 書類選考や面接対策を一人で行う 人気のある求人の倍率が高い |
転職エージェント | 人気のある業種、伸びる業界が分かる 履歴書や職務経歴の書き方を教えてもらえる キャリアコンサルタントに相談できる | 担当者によって質が変わる 企業側の採用のハードルが若干高い |
転職サイトは大量の情報収集ができますが、転職エージェントは専門家の考え方や自分の意向に合った求人をピンポイントで紹介してくれます。
転職サイト同様、転職エージェントも大手を使うのがおすすめです。
そして転職エージェントの選び方は、目的に合わせて使うのが賢い選択です。
「とりあえず求人を見たいのか」「すぐに転職を始めたいのか」「丁寧なサポートを受けてじっくり転職したいのか」によって選ぶエージェントが大きく変わります。
第二新卒の転職エージェントの選び方をまとめたのでぜひ参考にしてください。
おすすめの使い方は、最大手で求人数が抜群に多い「リクルートエージェント」を使いつつ、もう1社を自身の目的に合わせて使い分ける方法です。
エージェントは担当者の力量によって転職の成功が左右されるので、必ず2社以上は登録しておきましょう
各エージェントの詳細については、下記記事をあわせてお読みください。
エージェントの選び方については、下記記事をご覧ください。
情報収集が済んだら、次に自己分析を行いました。
自己分析をするのに最も手っ取り早くできるのが、アプリやツールを使う方法です。
性格や価値観を理解しておくことで、自己分析をする難易度がグッと楽になります。
ここでは、手軽に自己分析をやりたい人向けに、無料で使えるおすすめの自己分析ツールを紹介します。
自己分析ができないと悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
おすすめの自己分析ツールのアンケートを取った記事については、下記からお読みください。
適職を見つけるのにおすすめの方法は、若手ハイクラス向け転職アプリ『VIEW』の「キャリア診断」です。
キャリア診断を受けると、「あなたが本当に大切にしている価値観や経歴にマッチした業界×職種」などが分かります。
実際の診断結果がこちらです‼
あなたの3分診断レポート:筆者診断結果
価値観×経歴にマッチした業界×職種TOP3:筆者診断結果
キャリア診断を受けた結果、私はWeb広告やIT系の仕事が向いていることが分かりました。
戦略的思考が深く、個人としての独立志向が強いあなたには、Web広告やITサービスがオススメ。特に、方針策定を担っていける環境が最適です。
引用:キャリア診断
特徴的な強みもかなり的を得ていると感じました…‼
価値観×経歴にマッチした具体的な企業名も出るので、漠然と転職やキャリアに不安を持つ方にもおすすめできます。
3分程度で完了するため、ゲーム感覚でスキマ時間に診断してみましょう。
グッドポイント診断は、リクルートが持つ独自のノウハウを活かして開発した本格診断サービスです。
293個の質問に答えるだけで、18個の資質から自分の強みを5つ知ることができます。
「グッドポイント診断」を受けた結果、「自己信頼」「独創性」「高揚性」「受容力」「決断力」でした。
例えば自己信頼の診断結果は、以下のようなことが書かれていました。
あなたは自分の力に自信を持っており、たとえ目の前に大きな障壁があっても決してひるむことなく、信じた道をどんどん突き進むことができます。細かいことはあまり気にしないため、あなたのことを「おおらか」「自由」と評する人も多いかもしれません。
引用:リクナビNEXT公式サイト
自分でもめちゃくちゃ当たってる!!となんだか嬉しくなり、家族にも診断結果を見せましたw
家族にも賛同が得られて、診断の精度の高さはなかなか高いですね。
グッドポイント診断は、リクナビNEXT
の会員なら誰でも受けることができます。
完全無料かつ15分程度で診断できるので、サクッと強みを知りたい方にもおすすめです。
キャリア診断やグッドポイント診断以外にもおすすめの適職診断をご紹介します。
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転職エージェントに登録して面談するまでは、次のステップで進んでいきます。
最近では電話面談が多いそうです。(望めばオフィスに出向くこともできる会社もあります。)
電話なので気軽に面談できました…‼
転職エージェントの利用の流れ
簡単に各ステップの流れを解説します。
登録はどこの転職エージェントでも、3分程度で完了します。入力する項目はザっとこんな感じです。
※本人確認のために電話がくる場合あり
申し込み内容を見て、転職エージェントは保有している求人のなかから紹介可能な求人を調べます。
申し込みから2~7日程度で、転職エージェントからサービス内容や面談日程について電話やメールで連絡が届きます。
ほとんどのエージェントが対面、電話、Web面談いずれかの方式で面談を行います。時間はザックリ、30分~1時間程度です。
面談では、これまでの経験や希望条件などの確認をして求人を紹介してくれます。
完璧に答える必要はないので、身構えずに素直に答えましょう。
面談終了後、カウンセリングの内容を元に求人が送られてきます。
気になる求人があれば、担当者に申し出て、面接に進むのが一連の流れです。
応募したい企業が決まったら、キャリアアドバイザーが企業に推薦してくれます。
面談の日程調整もキャリアアドバイザーが代行してくれるので、ゆとりを持って転職活動ができます。面接対策も担当者がしてくれるため、万全の態勢で臨めます。
第二新卒で成功するポイントについては、「第二新卒の転職を成功させるポイント5選!具体例を交えて解説!」をあわせてお読みください。
内定獲得後の、入社日の調整などもエージェントがサポートしてくれます。困ったことがあれば、エージェントに相談しましょう。
以上で、登録からエージェントを利用するまでの紹介は終了です。
どこのエージェントもほぼ同じ感じなので、身構えなくてOKです!
正直、エージェントと面談する前は転職をゴリ押しされるのが怖かったです。そのせいで、なかなか一歩踏み出せませんでした。
しかし私が利用したエージェントは、悩みのヒアリングから提案まで、一貫して私の考えを尊重してくれてホッとしました。
エージェントとの面談では、下記の事柄を聞かれました。
フランクな状況を作ってくれたので、身構えることなく話せました。
大した準備もせずに臨んだのが逆に良かったのか、「自分はこんな思いで働いていたのか」と気づくきっかけにもなりました。
転職エージェントは相談だけでもOKなので、不安がある人は一度相談をしてみましょう。
丁寧にヒアリングしてもらえるので、何も決まってない状態でも安心して使える
身構えすぎて前日はよく眠れませんでしたが、心配しすぎでした(笑)
私が、転職エージェントと面談するうえで意識したことは次の3つです。
順番に解説します。
エージェントは、求職者と企業側の仲介役ですが、一番のお客様は企業です。私たち求職者は言い方は悪いですが、商品です。
なので、「転職するかどうか迷う…」と相談に来る人よりも、「すぐに転職したいです!」と言ってくる人の方が魅力的に映ります。
慈善事業ではないので、エージェントの気持ちや役割を推測しましょう。
逆に、転職の熱量を高く見せられれば、あなたにとってよりよい求人が舞い込む可能性が高いです。
買おうかどうか悩んで取り置きします。と言ってくる人より、5分後また来るので絶対誰にも渡さないでくださいの方がありがたいですよね。
相談後に、求人の紹介があった時は即レスを心がけましょう。
それだけで転職の熱意も伝わるし、あなたを企業に紹介しやすくなります。
転職エージェントに相談する時は、変に警戒しすぎるのではなく本音で語りましょう。
転職2.0では、転職エージェントと面談する際には次のポイントを意識すべきと記載がありました。
自分の価値観をハッキリ伝えないと、適性が無い会社を勧められてしまいます…
例えば、現在はエンジニアの求人が市場で評価され、どこの会社も人手不足になっています。業界としても伸びているので、転職先としてはおすすめできます。
しかし、適切じゃない人が入社してしまうと、迎え入れた企業と自分が辛い思いをします。
「どうしてこんな適性が無い人を連れてきたの?」となることもあるそうです。
待遇や会社の規模感などの表面的な話で終わらせないためにも、自分が大切にする軸をきちんと伝えよう!
たしかに転職エージェントは、業界や今市場で求められているスキルを知っている転職のプロです。
とはいえ、短期的な視点で提案を行い、なんとか「企業との面接」をさせようとしてくるエージェントも多いです。
担当者によりますが、面接先を魅力的に見せてくることもしばしばあります…
耳障りの良い言葉をかけられても、すべてが正しい情報とは限りません。
表向きはホワイト企業でも、中身は就業時間が守られていない、人間関係が悪い会社という場合もあります。
エージェントの言葉が怪しいかな?と感じた時は、「転職会議」などの口コミをチェックしましょう。
応募するかどうかはあなたの意思次第。応募しなくても全然OKです。
断られるの前提で向こうも応募を迫ってくるので、ピンと来なかったら応募しなくても問題ありません。
求人票をいくつかもらったら、実際に応募してみましょう。
履歴書や職務経歴書のテンプレは、転職サイトでダウンロードできます。
※私は、履歴書を「DODA」、職務経歴書を「
リクナビNEXT」からダウンロードしました。
企業研究のやり方については、「【3分でわかる】転職の企業研究で失敗しないやり方を全5ステップで解説」をあわせてお読みください。
書類選考すら通らずに、「自分はダメだ…」と感じる人もいますがそれは間違いです。
一般的に中途採用の書類通過率は約3割ほど、新卒就活は約5割ほどと言われています。書類が通過しないのも「人材として価値がない」わけではなく、単に「マッチしなかった」だけです。
転職の思考法の著者であるmoto氏は、年収1,000万円を超えた今でも「転職回数が多くて書類ではじかれることはよくある」と述べています。
何かしら書類が通過しない原因があるので、あまり気負わずに受けましょう。
第二新卒の現実については、「第二新卒の現実は厳しい?大手は無理?門前払いされない3つのコツ」をあわせてお読みください。
私は第二新卒として面接をいくつか体験しましたが、9割は以下のような流れでした。
この流れのなかで、「ぜひうちに来てほしい」と思ってもらえたら勝ちです。
そして第二新卒の転職活動で最も重要なのが、退職理由と転職理由です。
冒頭でも述べたように、第二新卒は一度短期で離職した経験があります。これは変えようがない事実です。
ですが、100%マイナスになるかと言われたら、けしてそうでもありません。
一本筋が通っていれば面接官は納得するし、反省点を改善しようとプラスの評価になることもある
逆に、第二新卒の転職活動で失敗しやすい人の特徴は次の通りです。
第二新卒の転職活動で失敗しやすい人の特徴
無意識のうちにやってしまいがちですが、人事担当者からは全くいい顔されません…
このように悩んでいる方は、面接対策をガッツリ取り組みましょう。
具体的には、次の3つの方法がおすすめです。
時間がないことを理由に、面接対策を疎かにする人は本当に多いです。新卒就活の時よりも緊張するし、なめてかかるとやられます……。
人生を左右する面接は、力を入れて取り組むべきポイントです。
見事、内定通知を受け取ったら、「自分の転職の軸に合っているか?」を確認しましょう。
内定を獲得した嬉しさからすぐに転職を決断してしまう人も多いですが、ここはあくまで慎重に決断すべきポイントです。
また、入社前にできるだけ会社の内情を把握しておくと、入社後のギャップが小さくなります。
確認すべきポイント
第三者の情報が知りたい方は、転職会議を利用することで、公式サイトでは語られない裏側まで書かれています。
ネガティブな意見が主となっているので、入社前の判断軸の一つになるでしょう。
就業規則と違う、残業時間が支払われないなど、入ってみないと分からない情報でも口コミサイトを使えば分かります。
内定承諾の意志が固まり、新しい勤務先の勤務開始日も確認出来たら、最後に退職手続きを進めましょう。
なるべく退職日の1~2か月前には退職の旨を伝えるようにしましょう。
最悪、2週間前に「退職届」を提出すれば法的に問題ありません。
「どうしても退職が言い出せない」「二度と上司の顔を見たくない」という方は、退職代行サービスの利用を検討しましょう。
退職代行サービスとは
退職を希望する人から依頼を受けた代行業者が、本人の代わりに勤務先に退職に関する連絡をするというものです。
年齢別退職代行サービス利用者ランキング2021によると、男性の利用者1位が20代前半(20歳~24歳)40.3%で、女性の利用者1位が20代前半(20歳~24歳)38.5%と若者が使用するサービスが退職代行です。
退職代行サービスを使えば明日から出社しなくてよくなり、面倒な会社との手続きをする必要はありません。
退職前に考えることについては、下記記事をあわせてお読みください。
第二新卒の転職活動は、準備を入念に行えば、新卒の就活時よりも楽に内定を獲得することができます。
社会人経験がある第二新卒は、貴重な戦力として評価されます。そのためにも、転職理由と退職理由を練り、面接対策をすることが重要です。
求人情報は、転職サイトや転職エージェントを使えば十分すぎるほどゲットできます。
第二新卒の転職活動の進め方については、「【第二新卒】転職活動の始め方から進め方の完全ロードマップ」をあわせてお読みください。
おすすめの転職サイトやエージェントは、「【厳選】20代・第二新卒におすすめの転職サイト・転職エージェント9選!」へ
少しでも参考になればうれしいです。それではっ!!
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