【第二新卒の転職ブログ】新卒9ヶ月で退職した私の転職体験談

こんにちは、あんとにおです。
私は、新卒で入社した大企業を9ヶ月で退職しました。その後、1年間のニート期間を経て現在第二新卒として転職活動中です。
当ブログは、新卒特有の悩みや、第二新卒の転職で役立つ情報をメインに発信しています。ブログ開設から1年で、月間1万人以上に読まれるブログへと成長しました。
そして、ブログを運営していくうえで気づいたことがあります。それは、転職のリアルな体験記が少ないことです。
たしかに、企業サイトが運営するメディアの中にも転職体験記は存在します。しかし、多くの場合、転職時に使った転職サイトや転職エージェントをヨイショしてるものばかり。

リアルな第二新卒の体験談がないことに不満を覚えたので、自分の体験談を書くことに決めました。
この記事では、第二新卒として絶賛転職活動中の私が実際に使っているサービスや実際にエージェントとの面談を通じて感じたことや内定までの道のりについて解説します。
本記事を読むことで、第二新卒の転職活動のイメージがつき、前向きに転職を考えるきっかけになります。

私は、 リクルートエージェントと就職Shopの転職エージェントを使いましたが、求人数はかなり多く満足してます。
第二新卒の転職スケジュールについてまとめた記事は、下記からご覧ください。

私がたった9か月間で退職した理由
私が新卒で入った大企業を退職したきっかけは、新卒で入った会社がブラックだったからです。
怒鳴るパワハラ上司とうまくやっていけずに、逃げるように退職しました。
自分で言うのもなんですが、私は同期の中でも比較的真面目な方で、「営業でトップになる!」とバチバチに気合は入ってました。
当然1年以内で辞める想像すらしてなくて、なんなら一生勤める気でいました。

将来は安泰と、完全にタカをくくっていました…
しかし、いざ働いてみると、
- ギスギスした人間関係
- 1ミリも楽しくない仕事
- 残業が多い
などの理由で9ヶ月で退職しました。
「新卒3年以内に辞める奴はオワコン」と思っていたのに、まさかの自分が1年も経たずに辞めてしまいました。

その後少しの療養期間を経て、第二新卒として転職活動を始めたのが現在です
今の仕事を辞めるかどうか迷っている方は、「新卒1~3年目で仕事辞めたい人の完全ロードマップ」をあわせてご覧ください。
第二新卒の私が真っ先に取り組んだこと
転職活動をする上で、第二新卒の私が真っ先に取り組んだことは、以下の2つです。
- 転職サイトに登録する
- 転職エージェントに登録する
「まずは求人を知らないとヤバイ!」と思い、情報収集に走ります。
もちろん、自己分析も大事ですが、自分自身に需要がなければ雇ってもらえません。なので、まずは情報を得ることから始めた方がいいでしょう。

私が実際に使ってる転職サービスを簡単に紹介します。
転職サイトに登録する
私はまず、CMでも人気のリクナビNEXTとDODAに登録しました。
求人数も他の転職サイトより圧倒的に多いので、かなり情報取集に役立っています。

この2つの転職サイトは超大手だから転職を考え始めたら登録しておこう!
また若手ハイクラス向けには、「VIEW」の転職アプリがおすすめです。
転職サイトは、求人数が多ければ多いほど良いです。
求人同士を比較検討しやすくなるので、マイナーな転職サイトよりも大手を使うのが断然おすすめです。

どれも大手の転職サイトなので使い勝手がとてもよく、スキマ時間にサクッと検索できます。
※私の場合、履歴書は「DODA」、職務経歴書は「
リクナビNEXT」からダウンロードしました。
転職エージェントに登録する
転職サイトへの登録後は、転職エージェントに登録しました。

転職エージェントとは、求職者と企業をマッチングさせるビジネスモデルです。求職者は、無料で質の高いサポートが受けられます。
転職サイトは、大量の情報収集ができますが、転職エージェントは専門家の考え方や自分の意向に合った求人をピンポイントで紹介してくれます。

エージェントを使うと、効率的かつ正確に求人にアクセスできます
転職サイトと転職エージェントの違いを簡単に表にまとめました↓↓
サービス | メリット | デメリット |
---|---|---|
転職サイト | ◎自分のペースで求人を探せる ◎求人の比較検討ができる | ◎書類選考・面接などすべての転職活動を一人で行う ◎人気のある求人の倍率が高い |
転職エージェント | ◎人気のある業種、伸びる業界が分かる ◎履歴書や職務経歴の書き方を教えてもらえる ◎キャリアコンサルタントに相談できる | ◎担当者によって質が変わる ◎企業側の採用のハードルが若干高い |
転職サイト同様、転職エージェントも大手を使うのがおすすめです。
そして転職エージェントの選び方は、目的に合わせて使うのが賢い選択です。
「とりあえず求人を見たいのか」「すぐに転職を始めたいのか」「丁寧なサポートを受けてじっくり転職したいのか」によって選ぶエージェントが大きく変わります。
とはいえ、400社以上の転職サービスの中から第二新卒に本当に役立つエージェントを見つけ出すのはかなり大変ですよね。
そのような方に向けて、第二新卒が目的別に選べる転職エージェントの特徴を厳選しました。

どれも大手なので、実績は申し分ないです。

- ブラック企業を排除したいなら…
UZUZ
- じっくり求人を探したいなら…
ハタラクティブ
- 丁寧なサポートを受けたいなら…マイナビジョブ20’s
- スピーディーに就職したいなら…
就職Shop
- 充実した研修を受けたいなら…JAIC
- とにかく色んな求人を見たいなら…
リクルートエージェント

自分の目的に合わせてまずは2社ほど登録して、物足りなければ1社追加するのがおすすめです。
複数利用することで、各エージェントの強みをいいとこどりすることもできます。

転職エージェントの登録から利用までの流れ
転職エージェントに登録して面談するまでは、次のステップで進んでいきます。
転職エージェントの利用の流れ
- 登録
- 面談の日程調整
- 面談
- 求人紹介
- 応募・書類選考・面接
- 内定・退職交渉・入社
簡単に各ステップの流れを解説します。
登録はどこの転職エージェントでも、3分程度で完了します。入力する項目はザっとこんな感じです。
- 転職希望時期
- 希望勤務地
- 職種
- 年収
※本人確認のために電話がくる場合あり
申し込み内容を見て、転職エージェントは保有している求人のなかから紹介可能な求人を調べます。
申し込みから2~7日程度で、転職エージェントからサービス内容や面談日程について電話やメールで連絡が届きます。
ほとんどのエージェントが対面、電話、Web面談いずれかの方式で面談を行います。時間はザックリ、30分~1時間程度です。
面談では、これまでの経験や希望条件などの確認をして求人を紹介してくれます。
面談終了後、カウンセリングの内容を元に求人が送られてきます。
気になる求人があれば、担当者に申し出て、面接に進むのが一連の流れです。
応募したい企業が決まったら、キャリアアドバイザーが企業に推薦してくれます。
面談の日程調整もキャリアアドバイザーが代行してくれるので、ゆとりを持って転職活動ができます。面接対策も担当者がしてくれるため、万全の態勢で臨めます。
第二新卒で成功するポイントについては、「第二新卒の転職を成功させるポイント5選!具体例を交えて解説!」をあわせてお読みください。
内定獲得後の、入社日の調整などもエージェントがサポートしてくれます。困ったことがあれば、エージェントに相談しましょう。
以上で、登録からエージェントを利用するまでの紹介は終了です。
転職エージェントと面談した感想
正直、エージェントと面談する前は転職をゴリ押しされるのが怖かったです。そのせいで、なかなか一歩踏み出せませんでした。
しかし、先ほど紹介したエージェントは悩みのヒアリングから提案まで一貫して、私の考えを尊重してくれて心からホッとしました。
具体的に私がと面談した際に、次のような質問をされました。
- これまでのキャリアについて
- なぜ前職を選んだか。そして退職に至った経緯(退職前の人はなぜ退職したいか)
- 転職を始めようと思った理由
- 転職の希望条件のすり合わせ
- 今後のキャリア・転職活動の方針について
面接ではないフランクな状況を作ってくれたので、身構えることなく話せました。
大した準備もせずに臨んだのが逆に良かったのか、「自分はこんな思いで働いていたのか」と気づくきっかけにもなりました。
転職エージェントは相談だけでもOKなので、不安がある人は一度相談をしてみましょう。

身構えすぎて前日はよく眠れませんでしたが、心配のしすぎでした(笑)

転職エージェントとの面談で意識したこと
私が、転職エージェントと面談するうえで意識したことは次の3つです。
- 転職熱量が高いように見せる
- ハッキリ伝えること
- 素直に話す
順番に解説します。
転職の熱量が高いように見せる
エージェントは、求職者と企業側の仲介役ですが、一番のお客様は企業です。私たち求職者は言い方は悪いですが、商品です。
なので、「転職するかどうか迷う…」と相談に来る人よりも、「すぐに転職したいです!」と言ってくる人の方が魅力的に映ります。

慈善事業ではないので、エージェントの気持ちや役割を推測しましょう。
逆に、転職の熱量を高く見せられれば、あなたにとってよりよい求人が舞い込む可能性が高いです。
買おうかどうか悩んで取り置きします。と言ってくる人より、5分後また来るので絶対誰にも渡さないでくださいの方がありがたいですよね。

相談後に、求人の紹介があった時は即レスを心がけましょう。
それだけで転職の熱意も伝わるし、あなたを企業に紹介しやすくなります。
求める条件をハッキリ伝える
転職エージェントとの面談は、最初が肝心です。
きちっと望むポジションを明確にしないと、適性がない会社に押し込まれてしまいます。
例えば、現在はエンジニアの求人が市場で評価され、どこの会社も人手不足になっています。
業界としても伸びているので、転職先としてはおすすめできます。
しかし、適切じゃない人が入社してしまうと、迎え入れた企業と自分が辛い思いをします。
この状況を防ぐためにも、自分が望む仕事についてきちんと言語化して伝える努力をしましょう。
エージェントと面談する際は、以下2点をハッキリ伝えましょう。
「どういう仕事してるとき楽しいか」
「どこにやりがいを感じているのか」
待遇や会社の規模感など、表面的な話で終わらせないためにも、自分が大切にする軸をきちんと伝えましょう。
やりがいなのか、ワークライフバランスなのか、年収、人間関係か求める者は人によって変わります。
素直に話す
エージェントとの面談は取り繕うことなく、素直な気持ちで話しましょう。
やりたいことが抽象的になってしまう人は多いですが、やりたくないことを考えると具体的に話せる人は多いです。
私もエージェントと面談した際に前職の退職理由やどんな仕事をしていたのかなどを赤裸々に語りました。

正直相手にされないと思ってびくびくしてました…
退職理由を他責にしすぎるのは良くないですが、それは面接で言わなければよいこと。
逆にエージェントに本心を打ち明けないまま面接に臨むと、誰も幸せにならないので注意が必要です。
情報収集の後は転職の軸を明確にする
ある程度の情報収集ができたら、自分と向き合います。
転職の目的とは
転職で実現したい最優先事項
第二新卒の転職の場合、不満があって転職する人がほとんどです。
ですが、人間関係を理由に転職しても、上司が異動になったり、自分が異動になったりすれば、人間関係の問題は常についてまわります。
なので、人に左右されない「これだけは譲れない軸」を持つことが重要です。
自分にとってのホワイト企業は、軸を見つけることが重要です。詳しい内容については、「第二新卒がホワイト企業に転職したいなら『軸』が命の理由」もぜひ一緒に合わせてお読みください。
求人に応募する
求人票をいくつかもらったら、実際に応募してみましょう。
転職エージェントに相談しておくと、転職しないほうがいい業界を避けることができます。
ブラック企業を見抜くコツについては、下記記事で詳しく解説してます。

第二新卒の面接の流れ
私は第二新卒として面接をいくつか体験しましたが、9割は以下のような流れでした。
- 入出&自己紹介
- 職務経歴
- 志望理由
- 転職理由
- 逆質問
この流れを把握し、「ぜひうちに来てほしい」と思ってもらえたら勝ちです。
そして第二新卒の転職活動で最も重要なのが、退職理由と転職理由です。
冒頭でも述べたように、第二新卒は一度短期で離職した経験があります。これは変えようがない事実です。
ですが、100%マイナスになるかと言われたら、けしてそうでもありません。一本筋が通った理由があれば面接官は納得するし、反省点を改善しようとプラスの評価になることもあります。
第二新卒の転職活動で失敗しやすい人の特徴
- 退職理由を他責にしてる
- 転職が目的になってる
- 難易度が高い大手ばかり受ける

無意識のうちにやってしまいがちですが、人事担当者からは全くいい顔されません…
詳しい内容は、「第二新卒の転職で失敗する人の特徴5選!成功のポイント3つも同時解説」で解説しています。