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【書評】転職と副業のかけ算~令和のサラリーマンの必読書

フリーランスは自由度が高く、近年注目されている新たな働き方です。キラキラしたフリーランスのノマドワーカーに憧れる方も多いでしょう。

でも実はサラリーマンこそ、最強の働き方と主張するのは今回紹介する「転職と副業のかけ算」の著者であるmoto氏です。

転職で年収UPし、副業で収入を得れば、金銭だけでなく心身に余裕が持てます。

また、転職や副業で成功すると、本業でのチャレンジが容易になります。例え失敗しても、「会社を辞めればいいや」と軽いノリで行動できるのです。

転職と副業のかけ算」では、具体的な転職ノウハウとサラリーマンの働き方が最強である理由が分かります

おすすめ読者
  • 転職を考えているけど一歩踏み出せない人
  • 副業をして給与以外の収入が欲しい人
  • 世の中の流れ的にサラリーマンオワコンじゃね?と感じてる人

とはいえ、年収アップするのも大変なのに、副業でも成功するなんて夢の話に感じますよね。実際私も「頭の出来が良くて、学歴がいい人の特権だろ」と思いながら、本書を読み進めました。

しかし、本書は今日からできる具体的な転職ノウハウと副業のスキルを学べる一冊です。

あんとにお

転職、副業について興味のある方はぜひ本書を手に取ってみてください。

第二新卒や20代におすすめの転職本については、下記記事をご参照ください。キャリアや転職に関する本を30冊以上読んだ私が、最もおすすめできる本を紹介しています。

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「転職と副業のかけ算」とは

著者は、年収5,000万円を超えるmoto氏です。

短大卒業後、ホームセンターに入社し、リクルート、楽天を経て年収1,000万円を達成。
サラリーマンの収入に加え、副業の年収は4,000万円以上あります。

motoさんの考え方は、すごくシンプルです。

「給料はもらうものではなく、稼ぐもの」
これからの時代は、会社も組織も自分のキャリアを保証してくれません。

転職と副業のかけ算より引用

会社勤めが長くなると、与えられることが当たり前になります。

しかし、会社に大きな利益をもたらす人こそ、市場価値が高い存在として扱われます。

それに加え、昭和と平成を貫いてきた「大企業信仰」はもはや幻想であるとmotoさんは主張します。

あんとにお

現代の安定は「生き残る力」を自分自身が身に着けておくことです。

現代の安定

  • 会社に人生を依存しない
  • 会社の看板に頼らずに稼げる
  • いつでも転職できる
  • 副業で給料以外の収入を持つ

どこでも活躍できる人よりも、組織を成長させる人がサラリーマンとして成功します。

転職と副業のかけ算を読んで心に残った箇所

「転職と副業のかけ算」の中から、私が参考になった箇所をかいつまんで紹介します。

是非参考になればうれしいです。

軸ずらし転職で年収をアップさせる

著者のmoto氏は、4度の転職を経て年収240万円から1,000万円まで上昇させています。

年収の高い業界や職種に軸をずらす「軸ずらし転職」をした結果、年収を大幅にアップさせました。

年収は職種×業界で大枠が決まっています。そのため軸ずらし転職をすると、大きな年収のアップが見込めます。

同業種×同職種への転職は、せいぜい年収50万円アップや、マネージャー主任に着くのが限界と著者は述べています。

転職する多くの人が「同業同職種」を選び、若干の年収アップや、役職を付けることでキャリアアップをする道を選びます。

引用:転職と副業のかけ算

一方、片足をずらした「軸ずらし転職」では「同業種×他職種」または「他業種×同職種」を狙って転職します。

儲かる業界に入社できれば、年収も自ずと上がります。

とはいえ、「儲かる業界なんか分からないし、そもそもどうやって転職すればいいの?」と悩んでしまう方もいますよね。

moto氏を含め、転職に成功している人は平均して4.2社の転職サービスを利用しています。

1社の転職エージェント(人材紹介会社)から紹介される求人案件数は、平均して数件です。より幅広く求人を比較検討したうえで活動を進められるように数社~10社程度はご併用いただくことをお勧めしています。

【転職エージェント(人材紹介会社)利用社数】

◆転職決定者    : 平均4.2社
◆全体    : 平均2.1社

引用元:リクナビNEXT|転職エージェント(人材紹介会社)を使った転職活動ガイド

つまり、転職を成功させている人ほど、多くの転職サービスを利用しています。転職エージェントは相談だけでも使えるので、キャリアの健康診断としても役に立ちます。

サラリーマンと副業は相性抜群

最近の流れで、「サラリーマンはオワコン」「これからの時代は好きに働けるフリーランス」と会社員=時代遅れの風潮が強くなりました。

しかし、サラリーマンは、副業との相性が抜群です。サラリーマンの経験は、副業に存分に生かせます

サラリーマンは辛いことも多いですが、大きなメリットがあることを忘れてはいけません。

さらに著者は、本書で以下のように働き方を選んでいると述べています。

「サラリーマンでいること」のメリットを享受しながら、個人でお金を稼ぐという「手堅い立ち位置」を取り、生涯年収を増やす道を選びました

引用:転職と副業のかけ算

サラリーマンの盾を持ちながら、副業の矛を持てば、鬼に金棒です。

会社で学んだスキルや経験を活かして副業で稼ぐこともできます。また、本業の繋がりを活かして、副業の案件をもらうことも可能です。

仕事が辛い、嫌な状態での転職はおすすめしない

年収アップに転職は必須ですが、「仕事がツラい、今の仕事が嫌」と思ったタイミングの転職はおすすめしてません。

仕事がツラいとか、今の仕事が嫌になって転職を考え始めると「会社を辞めること」が目的となってしまい、たとえブラック企業であっても、内定が出たらすぐに転職をしてしまう傾向があります。

引用:転職と副業のかけ算


仕事が辛い状況で「あなたを欲しい」と言ってくれる会社があれば、すぐにでも転職したくなるのは当然のことです。

しかしそこで一歩踏みとどまり、自分の好きなことや得意なことを探しましょう。

転職先を決めずに退職すると、離職期間が長引くにつれ採用の難易度は上がります。

心に余力を持った状態で転職活動をスタートさせましょう。

まとめ:転職と副業のかけ算は令和のサラリーマンの必読書

昭和、平成と時は流れ、令和時代は、個人の影響力がさらに高まる時代と言われています。

つまり、「どう生きるか」の部分が益々重要です。

今後は、転職と副業を掛け合わせて、生涯年収を上げる考え方や、常に自分を商品として捉え、市場価値を高める考え方が必須になります。

「転職」「副業」が当たり前になった時、貧富の格差も大きくなるでしょう。

短大卒から新卒でホームセンターに就職し、4度の転職を経てキャリアアップしたmotoさんの話は大変参考になります。

「転職と副業のかけ算」では、motoさんのように学び続け、変化し続ける重要性を学ぶことができます。

まだ読んでない方はぜひ本書を手に取ってみてください。

それではっ!!

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