読書量が多い人の特徴5選!「本を読む人」と「読まない人」の違いとは
読書量が多い人の特徴はなんだろう?本を読む人と読まない人で違いはある?
こんなお悩みを解決します。
実は、「本を読む人」と「読まない人」では、見える世界が大きく異なります。読書量と年収に相関がある話は有名ですが、違いはお金に限った話ではありません。
私は1年前まで「全く本を読まない人」だったので、読書のメリットを身近に感じています。
そこでこの記事では、「本を読む人」と「読まない人」の違いを説明しつつ、読書量を増やすコツについて解説します。
結論、本を読む習慣が身に着けば、本を読まない人と圧倒的に差がつきます。
読書以外におすすめの自己投資を知りたい方は、「20代の社会人におすすめの自己投資7選【早めにやったもん勝ち】」をあわせてお読みください。
「本を読む人」と「読まない人」の割合の差
まず、日本人がどれくらい本を読むか確認しましょう。
下記グラフは、「1か月に読む本の冊数」を調査したデータです。
1カ月のうち本を全く読まない人は、47.3%と半数近くに上ります。つまり、本を1カ月に一冊読むだけでも少数派です。
読書量が多い人の5つの特徴
続いて、「本を読む人」と「読まない人」の違いを5つ紹介します。
収入
読書量と年収には高い相関があります。
読書量が多い人ほど年収が高くなり、読書量が少ない人は年収が少ないデータが示されています。
下記データは、「1カ月間に読む本の平均冊数と世帯年収の関係」を表してます。
1カ月に最低3冊以上の本を読む人の年収区分
- もっとも多い年収区分は、「年収1,500万円以上」で40.5%
- もっとも少ない年収区分は「300~500 万円未満」で12.6%
1カ月で0冊と回答した人の年収区分
- もっとも少ない年収区分は「年収1500万円以上」で 9.5%
- もっとも多い年収区分は「300~500 万未満」で 28.8%
このようなデータから、「本を読む人」と「読まない人」の収入に違いがあることが分かります。
さらに詳しいデータについては、「読書量が少ない社会人の年収が下がる相関と解決策」で詳しく解説してます。
思考力
思考力は、社会人にとって必須のスキルです。
思考力を鍛えることで、問題解決能力がアップします。
給料が発生するのも、問題を解決した対価としてもらえます。
マーケティング本の元祖、ハイパワーマーケティングでも、問題に対する思考力を磨く重要性が紹介されています。
あなたの上にいる人たちがあらゆるものの中で一番欲しいのは、問題に対する解決策なのです。
引用:ハイパワーマーケティング
解決策があれば、周りの人たちより高く評価されますし、目標を達成する一助となるからです。
ではなぜ、本を読むと思考力が高まるのか。
それは、本自体が思考力の結晶だからです。本を出版する人は、テーマに沿った問題解決のために本を書いています。
マーケティング、文章力、コミュニケーション力、反応しない力など、課題を解決する手段として本を執筆しています。
私たちが読書をする理由も同じで、何かしら問題を解決したいから本を読みます。問題解決に向かう道中で、私たちの思考力は自然と磨かれているのです。
読書のメリットとデメリットについては、「読書のメリット7選vsデメリット3選!本を読むのは最強の自己投資」をあわせてお読みください。
知識量
「本を読む人」と「読まない人」では、触れる情報の量と質が異なるため、知識量に差が出ます。
投資に興味がない人も、10冊程度読めば段々と知識量は増加します。
体系的かつ幅広い知識を学べるのが、本を読むメリットです。
とはいえ、「ネットじゃダメなの?」と思う方もいますよね。しかし、ネットは欲しい情報を見つけづらいデメリットがあります。
さらにネットでは、目当ての情報にたどり着けたとしても、信憑性は定かではないし、頭に定着しづらいです。
本を読まない人の情報源は、「検索する」ことでしか得られません。
一方、本を読む人は主体的に質の良い情報を学ぶことで、知識量を積み上げています。
私も、転職に関する知識を学ぶために30冊以上の本を読破しました。
おすすめの転職に役立つ本については、下記記事で解説してます。
顔つき
顔つきが変わるとは、けっして端正な顔立ちになることではありません。
本を読む人は、人より知識を吸収してアウトプットしている分、自信を持った行動ができます。言動や行動に自信がみなぎり、雰囲気が段々と変わってきます。
自信はあるけど、知的な印象を他者に持たせる人が、本を読む人の特徴です
また本を読む人は、自分が知らないことを恥ずかしいと思わず、謙虚な姿勢が特徴的です。
哲学の父とも呼ばれるソクラテスは「無知の知」という考え方を基本としました。文字通りの意味は「無知であることを知っていること」が重要であるということです。要するに「自分がいかにわかっていないかを自覚せよ」ということです。
引用:「無知の知」を知っていますか?
逆に、本を読まない人は自分が無知であることを知りません。根拠のない自信は不安になりやすく、自信満々の顔つきにはならないでしょう。
行動力
「本を読む人」と「読まない人」では、行動力に差が生まれます。
そもそも、本を読むこと自体、行動力がある行為です。日本人の半数近くが本を読まないし、社会人の平均勉強時間は6分と言われています。
そんな状況下で本を読み続ける人は、行動力がある人と言えます。さらに本を読む人は、本から学んだ知識を「どうすれば自分に活かせるか?」と常に考えています。
そして学んだことを実践するPDCAサイクルの中で、自らの成長に変えています。
本を読む行為自体が、行動力をつける源です。
読書量を増やして「本を読む人」になる方法
本を読む人になるためには、小さく始めることです。
なぜなら、ほとんどの人が今日から毎日1時間読書するぞ!と決めても、継続できずに失敗するからです。
後回しにしない技術にもあるように、重要なのは短期的なモチベーションではなく、持続可能なモチベーションです。
本章では、読書量を増やすための具体的な行動について解説します。
読書の時間を強制的に作る
本を読む人になるためには、まず時間を作る必要があります。
読書が続かない人は、時間を作る前にいきなり本を読み進めようとします。時間を作るために手っ取り早い方法は、捨てるものを決めることです。
つまり読書を30分するなら、一日のスケジュールの中で何かを30分やめる必要があります。
- 残業をしない
- ゲームの時間を削減する
- 通勤中SNSいじる時間を辞める
大して必要じゃないことに、労力を注がないことが大切です。
電子書籍でスキマ時間を活用する
紙の本ではなく電子書籍を使うと、スキマ時間に読書ができます。
総務省の統計によると、首都圏の平均通勤時間は48分というデータがあります。この時間を読書に充てることができれば、かなり効率的に読書ができます。
とはいえ、紙の本は荷物になるし、混んでる車内で本を広げるスペースが無くて困ってしまいますよね。
しかし、KindleやDMMブックスなどの電子書籍を使えば、いつでもどこでも本が読めます。
スマホを取り出すだすだから便利すぎる…!
お昼休みにも気軽に読めるので、電子書籍はだいぶ重宝してます。おすすめの電子書籍サービスについては、下記記事をあわせてお読みください。
オーディオブックを利用する
活字が読むのが苦手な方や、車通勤の方におすすめなのが、オーディオブックを利用した読書方法です。
オーディオブックとは、ナレーターや声優が本を朗読した「聴く本」です。
手を一切使わないで、耳からインプットできるのが大きな魅力…‼
オーディオブックを聞くならAmazonのAudibleがダントツでおすすめです。
2022年1月より、12万冊聴き放題のサービスに変更
30日間は無料で使えるので、もし合わなかった場合でも損することはありません。
「読書は絶対紙!聴く読書はけしからん」という人にこそ、Audibleを一度試してほしいです。Audibleを使えば、通勤中や家事の合間などで手軽にインプットできます。
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アウトプットを考えた読書をする
読書が続かない、読んだけど身についてる気がしない人は、アウトプットを考えた読書がおすすめです。
なぜなら、アウトプットを考えることで、インプットの質が大きく変わるからです。
本から得たい情報を考えて、実際に行動することが重要です。
例えばコミュニケーション力を鍛えたいなら、本から得た知識を実生活ですぐに使ってみましょう。
アウトプットの方法は、「誰でも簡単に本から得た知識をアウトプットする3つの方法」で詳しく解説してます。
興味のある本はサクッと読む
本を読む人は、知識欲が高いので、気になる本があれば秒速でポチる行動力があります。
「鉄は熱いうちに打て」という言葉がありますが、これは読書も同じです。
本を読まない人は、「どの本が良いかな?」と悩んでるうちに、結局めんどくさくなって読まなくなるパターンにハマります。
私も読書が嫌いな時は全く同じでした。
本を読まなきゃとは思いつつ、後回しにして結局読まないパターンでした。
人間は基本的に楽な方向へと進んでいく生き物です。自らした昨日の決意でさえ、当然のように裏切られます。
そのため、「この本興味があるかも」と思ったら、秒速でポチりましょう。行動を少しずつ変化させていくことが大切です。
読書が苦手な人におすすめの本の選び方・読み方は、下記記事で解説してます。
当ブログで紹介した書籍については、下記からご覧いただけます。
読書量が多い「本を読む人」になる時の注意点
最後に、「よし、今日から本を読むぞ!」と思ってる人に注意点を3つ紹介します。
ネットでもある程度の情報は集められる
本は、体系的に知識をインプットできる最良のツールです。
とはいえ、「情報はすべて本から入手する」ことは、少々時代遅れの考え方だと思います。
現代を賢く生きるためには、情報の仕入れ先を使い分けることが重要です。
- Google検索…3秒で検索できる。匿名性の高い情報
- SNS…スピード感のある情報収集ができる
- 本…信頼性高い。体系的に知識を学べる
ネットを上手く使うことで、さらに効率の良い読書ができます。
本の内容をすべて鵜呑みにしない
情報を仕入れる際に重要なことは、本の内容をすべて鵜呑みにしないことです。
本は出版前に加工されている分、間違った情報はないです。とはいえ、著者の考え方によって、ばらつきはあります。
例えば、コロナショックで今後世界がどうなるか?については、答えがないためあくまで憶測です。
そのため、著者の考えをすべて受け入れることはおすすめしません。
何を言うかよりも、なぜ著者はこの考え方に行きついたのかを考える方がよっぽど大切です。
同ジャンルの本を複数読むことで、知識の偏りがなくなります。
図書館で本を探さない
本を読む人になる時、図書館で本を探す行為はかなり効率が悪いです。
図書館を使う時に時間のコストを消費しています。
具体的には、「図書館に行く→本を探す→借りる→返却する」などの手間があります。
- 図書館に行く(徒歩10分)
- 図書館で探す(20分)
- 図書館から帰宅(徒歩10分)
- 図書館に返却する(往復で徒歩20分)
逆に、Amazonやメルカリで本を利用した場合は以下のようになります。
- Amazonでポチる(3秒)
- メルカリでポチる(3分)
忙しい社会人ほど、時間を節約する必要があります。
成果を最大化するために、やらないことを決めましょう。
読書が苦手な人に役立つおすすめツール
本を読む人に近づくためには、読書を身近にする必要があります。
そこでおすすめなのが、「Kindle Unlimited」の読み放題サービスです。
Kindle Unlimitedとは、Amazonが提供する「本の読み放題」サービス。ラインナップは200万冊以上。
月額980円で、本を一冊読めば元が取れる。
電子書籍のため、スマホ一つでいつでもどこでも読書ができます。登録後30日間は無料なので、興味があるジャンルをサクッと読むこともできます。
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読書は始めたいけど、「どうしても文字を読むのが苦手」「読書の時間が取れない」と感じる方には、Audibleもしくはflier(フライヤー)の活用がおすすめです。
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どちらも無料期間があり、無料期間中に解約すればお金は一切かかりません。
まとめ:「本を読む人」と「読まない人」では見てる世界が違う
読書をすると見える世界が変わります。
「井の中の蛙大海を知らず」にならないためには、幅広い知識を身に着け、自分なりの意見を持つことが大切です。
特に情報が多くて他人に流されやすい現代は、「本を読む人」と「読まない人」で大きな差が生まれます。
読書は、人生を豊かにする最高のツールです。「本を読む人」になると、文字通り人生が逆転しますよ。
少しでも参考になれば嬉しいです。それではっ!!
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